和をたしなむ

2020.02.15更新 - 徒然なるままに

「麒麟がくる」の色の世界観。

 

毎週日曜日のお楽しみは、

2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」♪

 

我が家(私?)は、休日の趣味が城巡りというほど、

戦国時代好き&歴史好きな一家なので、

大河ドラマが戦国時代のものになると、一層楽しみが増えます。

 

 

ましてや、今年は明智光秀が主役。

 

地元というにはお国が違いますが、同じ東海地方の先輩ですし、

本能寺の変を含め、確証ある資料が少ない光秀公の一生涯がどの様に描かれるのか、

毎週毎週、楽しみで仕方がありません。

 

 

明日は第4回目の放送ですが、

初回からTwitterなどSNS上を賑わせている事に、

 

「色が派手すぎない?」

「あんな鮮やかな色の衣装が、当時あったの??」

 

という、「麒麟がくる」の色の世界観について。

 

 

確かに私も初回を見ながら、「?」が沢山頭に浮かび、

何となくしっくりと来ない部分が多い様に感じていました。

 

 

そのひとつの原因が、どうやら今年の放送は4K向けの色設定だそうで、

我家のテレビは10年選手の2Kテレビ(笑)

 

それは正確な色表現がなされないのは、仕方がない事だと実感です。

 

 

あと、公式のアナウンスで、

 

「時代考証はしっかりとしてあります。」

 

とありましたが、

このアナウンスがあったからこそ、

一層この議論に拍車が掛かった様に思います。

 

 

鮮やかで多彩な化学染料が日本に渡ってきたのは、19世紀の事。

 

では、当時の染色の中心であった草木染で、

あの様な色を染める事が出来たのか?!

 

 

店にあり、私の愛読書、

 

吉岡常雄著「日本の色 植物染料のはなし」

 

を開いてみると、

 

 

巻頭に草木染の色見本が添付されており、

 

 

絹布に染めた草木染の代表色が、貼り付けてあります。

 

 

どうですか?

 

結構、鮮やかな色が染められる事が、

分かるのではないでしょうか。

 

 

赤系は、紅花とコチニール系のもので、

結構鮮やかな赤色やピンク色があり、

 

 

青色・水色系も、藍染の染回数によって多彩であり、

黄色も黄檗や鬱金の染め色が結構鮮やかに染まっています。

 

 

実際の映像(我が家の2Kテレビ版)と見比べてみて、

 

 

駒ちゃんが着ている着物は、充分に染める事は出来そう。

 

光秀が着ている緑色が一番難しそうですが、

お付きの二人の赤と黄は、紅花と鬱金などで染められそうです!

 

 

なので、公式アナウンスの「時代考証は確か」は、

その通り(もちろんNHKですし!)

 

ただ、こうした鮮やかな染色品・衣類を、

当時下級武士だったであろう光秀が手にする事が出来たのかは、

私が思うに定かではありませんし、

稲葉山城下の町人たちも同様な色遣いの着物を着ていたので、

それも歴史素人目には?なのかなと思ったりもします。

 

また、当時の衣類に使い素材は、ほとんどが麻だったと思います。

 

絹よりも発色性が低いので、そのあたりも考慮する必要があるかも。

 

 

などなど、

 

麒麟がくるの色の世界観について私感を書いてみましたが、

このドラマを製作されている方にとって、こうした色の世界観を含めてすべて要素が、

光秀の生涯と、戦国の栄枯盛衰を表す大切な要素になっている事は、

テレビを通して充分に伝わってきます。

 

そうしてこれらの要素が、これから始まるであろう、

道三との決別や、信長との邂逅、

そして、わが地元中村区のせんぱい!秀吉との交流が、

どの様に描かれていくのか!?

 

明日もわくわく楽しみに、テレビに向かいたいと思います♪

 

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