和をたしなむ

2019.05.24更新 - 名古屋帯

初夏の青空の様な青色をお太鼓に。「知念貞男 九寸名古屋帯」

 

初夏の頃の空は、真夏の抜けるような青とは違い、

少し白が掛かった薄い水色の様な色。

 

陽射しは暑くなりつつも、吹く風の涼しさとその色が相まり、

季節の変わり目らしい心地好さを感じさせてくれます。

 

 

今日ご紹介します九寸名古屋帯は、

そんな初夏の空を想わせる様な淡い水色に染め上げた一品。

 

沖縄の空を想いつつ、

単衣らしい心地好い涼感をお楽しみ頂けたらと思います。

 

 

知念貞男さんが染め上げた、竺仙さんオリジナルの九寸名古屋帯。

 

琉球紅型によく使われる、やちむん(焼き物)の柄が丸紋に配し、

その周りに斜めに柄付されているものは、竺仙の証「竹の柄」となっています。

 

 

琉球三宗家のひとつ、知念家。

 

幾多の争いの中に在り、もしかしたら琉球紅型の在るべき姿は、

今は既に見かける事が出来ない失われたものかも知れませんが、

それでも、こうして目の前にある一品を観ると、

今の自然の美しさや作り手の人情を感じ、沖縄へと思いが飛びます。

 

 

合わせた長着は、単衣に向く蚊絣の本塩沢。

 

 

こちらも絣の黒色が入っているので、夏の雲というより今頃の雲の様。

 

沖縄はもう、梅雨入りしたとのこと。

名古屋でも、もうそろそろ梅雨入り宣言が出る頃でしょうか。

 

 

沖縄の砂浜を抜ける、爽やかで心地良い海風の様に、

軽やかな気持ちと共に、単衣の季節を過ごせたらと思います。

 

 

《掲載商品詳細》

知念貞男 琉球紅型 九寸名古屋帯 250,000円(税別・反物価格)

酒井織物 蚊絣 本塩沢 380,000円(税別・反物価格)

 

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