和をたしなむ

2018.03.13更新 - 附下

控えめな中に光る、母親としての品格を。「金彩亀甲柄附下×紹巴織九寸名古屋帯」

 

昨日のコラムで、「入学式・卒業式の母の着物」について、

色々と書いてみましたが、

三月の壁面に掛けてある一品たちの多くは、

そうした皆さまにご覧頂けたらと思い、仕入れをした一品たちです。

 

今日はそちらをご紹介。

 

少ない柄ながらも品の良さを感じる、

附下と名古屋帯のコーディネートです。

 

 

 

淡い、灰色の地色に染め上げた上に、楚々とした柄付けが施された附下と、

1月にご紹介をしました、紹巴織の九寸名古屋帯の組み合わせ。

 

色も柄も少なめですが、品の良さを感じる、

一歩控えめの母の着物姿を演出してくれる、

そんなコーディネートになりました。

 

 

附下は京都の染屋さんでなされた仕事で、

あえて色を使わず、金彩・銀彩・刺繍の色だけで、柄を表現。

 

 

亀甲柄の中にそれらが配され、とても品の良い仕事がなされています。

 

光の当たり方によって色々な表情を見せてくれるのも、

この附下の魅力のひとつ。

 

 

金銀箔の派手な色づかいではない、

落ち着いた箔の色使いが、心を惹きます。

 

 

合わせる帯は、紹巴織の九寸名古屋帯。

 

 

フォーマルと言えば「袋帯」が定番ですが、

この帯くらいの格のある柄であれば、

入卒業式のセミフォーマルな席なら十分な一本。

 

品よく結んで頂けることと思います。

 

ご自身が主役で向かう席、

供をされる方が主賓で向かう席の場合は、

格のある袋帯を結び、二重太鼓の後姿の重みが、

その場に相応しい装いなのですが、

 

スーツ姿が多い様なセミフォーマルの席であれば、

九寸の一重太鼓姿の方がすっきりとした後姿にまとまり、

控えめな品の良さを演出してくれます。

 

 

TPOによって、帯の合わせ方や、小物の合わせ方を変え、

お召しになれる幅が広げる事の出来る、重宝なフォーマルの一着。

 

 

皆さま、おひとりごとの場に、相応しい一着と共に、

素敵なひとときをお過ごし下さいませ。

 

 

掲載商品詳細

 

附下 金彩刺繍 亀甲柄 (絹100%) 250,000円(税別・反物価格)

九寸名古屋帯 紹巴織 (絹100%) 120,000円(税別・反物価格)

 

 

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