和をたしなむ

2020.03.23更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

春の暖かさと清涼感を感じる、博多織の魅力を。

 

ご来店のお客さま、

特にご新規のお客さまからのお問合せで結構な確率で多い案件に、

 

「博多織を見せて下さい。」

 

というご意見があります。

 

 

当店のコラムでも、然程前面には出してはおらず(笑)

何故だかわからないのですが、きものファンの皆さまの中では、

 

「博多織は使い勝手が良い。」

 

というご意見が多い様子。

 

 

確かにその通りで、

博多織は八寸がほとんどという事もあり、

普段使いには便利な正絹の帯です。

 

また、最近の博多織は、一昔前の「献上柄で御座い」という帯や、

「硬くて結びにくい」というデメリットを解消しているだけではなく、

色柄もモダン、織味もしっかりとしていながら柔らかと、

益々、普段使いには重宝なもの。

 

 

今日ご紹介する一本も、

そんな「今」の博多織を感じて頂ける、モダンかつ重宝な一本です。

 

 

博多織の名店「西村織物」さんの一本。

 

 

横段の縞模様のみの織り上がりですが、

そこに織り込まれた色は爽やかで、これからの季節に結びたくなる配色。

 

 

織り上がりの風合いもご覧の通り、

地模様が美しく浮かび上がっています。

 

 

合わせる帯〆は自在で、

その色その色に合わせて綺麗に映え、

帯自身、何よりも着姿自体を引き立たせてくれます。

 

 

当店では、木綿と合わせる事が多く、

今日も丹後木綿の一反と合わせました。

 

 

絹と木綿の相性は、正直なところ微妙な事もあるのですが、

丹後木綿を織り上げる細番手の木綿糸での織り上がりと、

最近の博多織がもつ素材感の相性は良く、

 

互いの個性や良いところを引き立てながら、

木綿を正絹の様な上品さに演出してくれる様に感じています。

 

 

春らしさを感じる、暖かで清涼感のある、

色合わせが楽しくなる、これからの季節。

 

 

今までの博多織の様な、お稽古用の一本という範疇を抜けて、

「今」の博多織が持つモダンさと気軽さを自分らしく合わせて、

一層楽しいきものでのひとときをお過ごし頂けたらと思います。

 

掲載商品詳細

 

西村織物 博多織 八寸(絹100%) 120,000円(税別・反物価格)

 

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