和をたしなむ

2018.07.13更新 - 男のきもの

男のきものを嗜む。「浴衣に足袋って履くの?」

 

季節柄か、最近続いてご相談を受けた事に、

 

浴衣の時に足袋って履くの?

 

という事があります。

 

 

ご相談を受けたお客様のご年齢は、

私と同じ40代から50代にかけての皆さま。

 

ノリと勢いも大切だけど、場所をわきまえ、

「大人の男」として空気感も格好良く、浴衣を楽しみたいとお考えの男性。

 

私としても絶賛応援をしたい、カッコいい男性の皆さま方です。

 

 

さて、

「浴衣の時は足袋を履くのか?」ですが、

私なりの考えを踏まえてお話しする事は、

 

花火大会・夏祭り→裸足でOK!

 浴衣パーティ→場所と参加者を考えて選択して下さい。

 

という感じになります。

 

 

昔からの「浴衣」というカテゴリで考えれば、

浴衣は夜、湯上りに着るものなので、裸足なのが当たり前なのですが、

それだけを捉えてしまうと、浴衣を日中に着る事もNGに。

 

今は考え方も風習も変わり、和装に対する認識も変わっているので、

日中に着る事や、足袋を履く事、パーティに着る事も、

柔軟に捉えればと私なりに思っています。

 

 

そして浴衣&足袋の事で、

一番ネックになる事は、「着ていく場所」。

 

 

日本は欧米ほどドレスコードが明確でなく、

だからこそ、悩みも尽きないという感じがします。

 

また最近は、先にも書いたような「浴衣パーティ」が多く開かれる様になり、

 

浴衣パーティだけど、本当に『浴衣』で大丈夫なの??

 

という事に繋がっている様に感じています。

 

 

そうした時は、

 

その場所が洋服の場合は、どの程度のものが許されるのか。

 

という事を基準にされてはと、アドバイスをしています。

 

 

浴衣パーティが開かれる会場が、

Tシャツ・短パン・サンダル履きが許される様な場所であれば、

浴衣&裸足でも全く問題なしですし、

 

襟付き・ロングパンツ・靴が相応しい・当たり前の場所であれば、

浴衣&足袋も選択肢に入れて考えるべきだと思います。

 

このあたりの感覚は、あまり和装に縛られすぎず、

洋装の時はどうだろう?という感覚を判断の基準にしてみると、

結構的を射た選択が出来ると思います。

 

 

浴衣が夏の装いとしての市民権を得て、

「もっと気軽に和装を楽しもう!」という前向きな取り組みから増えてきた、

夏の浴衣パーティや浴衣会。

 

とても良い事だと思いますし、

夏をきっかけに冬の和装にも興味を持ち、一年通して着物を楽しまれる方が、

一人でも増えたらと願っていますし、それを全力で応援しています。

 

 

ただ、一般的には知らない事が多い和装のこと。

 

「失敗をしたくない!」と思うのは、どなたにとっても当然のことですし、

だからこそ私たち着物屋が出来る限り適切なアドバイスをして、

胸を張って、その場を楽しんで頂けるお手伝いが出来たら、何よりのことだと思っています。

 

 

あまり難しく考えすぎず、「夏」を「浴衣」を楽しむ心を主に、

その時を思う存分お楽しみ頂ける事を願って。

 

皆さまにとって素敵な夏となります様に。

 

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