和をたしなむ

2019.01.16更新 - 男のきもの

男のきものを嗜む。「真冬の防寒対策をお教えします♪」

 

暖冬と言われている今シーズンですが、

年末年始を過ぎてようやく、冷たい空気が広がる様になってきました。

 

 

暖かいことは有難いのですが、

いつも違うのも気になってしまう何とも勝手なものですが、

本格的な寒さは、これからと言ったところ。

 

しっかりと防寒をしたいものです。

 

 

コラムをご覧の皆さまはご存じのとおり、

ほぼ毎日、着物で過ごしている私。

 

店に立つときはもちろんのこと、

子どもたちの保育園の送り迎えも「着物×子どもたち×徒歩」が、

私らしいスタイルとなっています。

 

 

保育園では先生方や、仲の良いパパ&ママ友と無いげない会話が弾みますが、

この時期必ず言われることは、

 

着物って寒くないの!?

 

という事。

 

それに対する私の回答は、

 

着物だろうと、洋服だろうと、寒い時は寒い!!

(暑い時バージョンも同じ文句)

 

なのですが、

今日のコラムでは私なりに日常の中で意識をしている、

 

冬に着物を着た時の防寒対策

 

を書いてみようと思います。

 

 

まず、

着物の防寒対策の肝になる事は、

 

首回りを冷やさない。

 

事に尽きます。

 

首回りとは、「首」・「手首」・「足首」の三か所。

 

着物(和装)は、この首回りに当たる生地が少なく、

筒状に抜けた状態になっています。

 

 

なので、意識的にここをしっかりと防寒すれば、

他の部分(胴回り)は布を纏っている事と、

また冬の生地自体も木綿・ウール・絹を問わず、

目が詰まった織り方がされているので、

風も通しにくく、結構暖かに過ごす事が可能になります。

 

 

でははじめに、「首」の防寒から。

 

私のお気に入りは、「スヌード」。

何枚か持っていて、素材や色に合わせています。

 

下の写真のものは、ヴィヴィアンのウールで出来たもの。

 

 

 

グレーの無地なので基本何でも合わせられますし、

ロゴがいいアクセントになるので、地味すぎる事もありません。

 

 

他によく使っているものは、

このボルドー系のチェック柄のもの。

 

こちらもお気に入りのアイテムです。

 

 

シックな紬にはいいアクセントになり、和装でも違和感なく使えます。

 

他、手軽なあたりでは、「マフラー」や「ストール」も使います。

 

 

季節や気候に合わせて、生地の厚さを変えながら過ごしていますが、

このあたりの感覚は、洋装と同じ感覚です。

 

 

何となく首元が寒いときは、

長着の素材感と相性の良いものを選び、巻く様にしています。

 

 

続きまして、「手首」。

 

手首はシンプルに、外出時は「手袋」を使う事と、

「暖か系の肌着を着る」事です。

 

私は、ユニクロのヒートテックがお気に入り。

「Vネックの9分袖」のもの、色は「ダーク系」のものを着ています。

 

和装の場合はいつでも一緒ですが、

首はVネックにしないと衿合わせから見えてしまい、

衿元の美しさが失せてしまいます。

 

あと袖口も肌着が見えてしまうと、

あまり格好良いものではありませんが、

9分袖であれば、この様な感じで問題なし。

 

 

若干、裄は短めに誂えていますが、ほとんど見えないと思います。

少しめくってみますと、この様な感じです。

 

 

手を上げたり、袖をまくると、どうしても見えてしまいますが、

礼装の時など見えてまずい場合は始めから着ないか、

肌着の袖をまくっておけば大丈夫かと思います。

 

あと、肌着の色はダーク系がお勧め。

 

白だと見えた時に肌着感満点で、

結構恥ずかしかった経験が何度かあります(笑)

 

 

最後、「足首」ですが、

私は「タイツ+ステテコ」が基本です。

 

この写真を添付するのは、みっともなさ満点ですが、、、

皆さまに知って頂くために、恥を承知でアップ!!

 

 

タイツは、肌着と同じくユニクロのヒートテックのもの。

ステテコもユニクロのエアリズムを年中履いています。

 

防寒だけを考えるのであれば、タイツだけでも良いのですが、

裾裁きを考えるとタイツは静電気が起きやすく、

一枚、ステテコを履いている方が着心地が良くなります。

 

あとユニクロのものは柄も色々とあるので、

どうしても見えてしまう裾の部分もお洒落に装うことが出来ます。

 

これはポイント高しです!

 

 

足袋は、日頃は晒裏白足袋ですが、

別珍足袋やネル裏足袋も冬には暖かでお勧めです。

 

 

以上、

 

若だんな流の防寒対策。

 

着物を快適に着たいという方の、

少しの参考になれば幸いです。

 

 

着物は「特別なもの」という楽しさと、「日常の延長線上」の楽しさがあります。

 

私の場合、特別なものの時は徹底的に着物らしさに拘り、

肌着類も和装専用を着て過ごす様にしていますし、

日常の延長線上の時は、出来る限り洋装と使いまわしの出来るものを使い、

物心ともに負担なく着るようにしています。

 

 

TPOや考え方によって着るものは十人十色と色々で、

どれが正解というものはありませんが、

何より自分自身が心身ともに快適で着物を楽しめるスタイルが、

一番大切なことだと、私は思います。

 

 

皆さまも自分らしいスタイルと共に、着物と在る時間をお楽しみ下さいませ。

 

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