和をたしなむ

2017.01.17更新 - 名古屋帯

薬箪笥の上に掛ける一品。~帯匠 丹波屋 九寸名古屋帯「トリノ聖衣文」~

きもの美濃幸の店内は、

その折々の一品をコーディネートし、ご覧頂ける「店舗スペース」と、

お茶やお菓子を楽しみながらお話しの出来る「サロンスペース」に分かれています。

 

とはいえ、サロンスペースにも季節ごとの一品を掛け、

楽しいおしゃべりをしながら、着物や帯もお楽しみ頂ける様に心掛けているのですが、

今月の一品はこの様な雰囲気の九寸名古屋帯で。

 

 

帯匠丹波屋 九寸名古屋帯 「トリノ聖衣文」

 

西陣織の名店「帯匠丹波屋」さまの、モダンな雰囲気を感じさせてくれる一品です。

 

創業250年を誇る老舗帯屋によって脈々と培われてきた、

手織りの風合いが残る、どこか温かみのある織り味は、

丹波屋さまが製織される帯の特徴のひとつで、

 

地風や緯糸、箔など、ざっくりとした素材感のもので織り上げられており、

その織りの表情がそのまま、帯の個性になっています。

 

 

最近は、こうしたモダンな雰囲気の九寸も多く見かけるようになりましたし、

巧みに洋の文様や素材を取り入れたものは、決して珍しいものではなくなりましたが、

この特徴ある織り味や、一色ごと織糸を吟味されている様子は、丹波屋さまならではのもの。

 

使われている金箔の色も落ち着いた雰囲気なので、

無地の紬などの上に合わされても、しっくりと馴染み、かつ個性を発揮してくれることと思います。

 

 

私のお気に入りは、上の写真にも使われている鶸色のモール糸も部分。

 

写真では100%伝わらないのが残念ですが、

日の光を受けた時に鶸色が一層華やかな色を放ち、美しい表情を見せてくれます。

 

今のような寒く、雪が散らつく季節では、地色の白汚しが映えて良し、

暖かな春の頃では、鶸色や水色が来たる陽気を感じさせてくれて良し、

 

帯〆の色を楽しみながら、季節ごとにお楽しみ頂ければと思います。

 

 

「掲載商品詳細」

帯匠丹波屋 九寸名古屋帯 「トリノ聖衣文」

176,000円(税別)

 

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