和をたしなむ

2017.08.05更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

「今だけ」の柄、「季節限定」の柄を楽しむ。

 

今だけ」の柄、「季節限定」の柄は、

四季を感じながらまとう着物らしい楽しみのひとつですが、

 

反面そのことが、着物に慣れていない方からすると、

「制約」に感じてしまう事もしばしば。

 

着物屋としては、それを含めて楽しんで頂けたらと思うのですが、

そうにもいかない部分がある事もお客様とお話ししていると感じる訳で、

それぞれの方に無理なく、「着物らしい四季」を感じて頂けたらと思っています。

 

今日ご紹介する名古屋帯は、そのものずばり、

夏の季節」、「今だけの楽しみ」を感じるもの。

 

 

 

夏九寸名古屋帯 「花火」

 

京都の紬問屋さんが手がけられた、

素材感の活きた、染の名古屋帯になります。

 

使われている生地は「生紬」といわれる、

精錬をしきらずに糸を作り、織り上げた紬生地で、

ザラッとした風合いが、織り味と共に夏らしい季節感を感じる仕上がり。

 

花火の柄は丁寧に仕事がなされた型染の上に、

お太鼓の大きな花火には、銀で輪郭取りがされています。

 

 

 

 

夜空に打ち上る、夏の大輪。

 

この帯を前にすると、無性に花火の迫力や音が恋しくなります。

 

夏の訪れと、秋の余韻を感じながら、

着物と共に素敵な季節をお過ごしくださいませ。

 

 

「掲載商品詳細」

 

夏九寸名古屋帯「花火」 絹100% 150,000円(税別・反物価格)

 

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