和をたしなむ

2019.11.02更新 - 徒然なるままに

沖縄に想いを寄せて。

 

首里城の炎上。

 

今週のニュースを見て、ただただ、呆然とするばかりです。

 

 

自身、産地勉強会やお客様とのお楽しみ旅行などで何度か沖縄を訪れていますが、

 

「まあ、いつでも来れるよね。」

 

と思いながら、一度も訪れていなかったことを今さらながら悔やみ、

何事もご縁が大切だという事を、身に染みて感じています。

 

 

首里城のほど近くにある、首里花倉織の伊藤峯子さんの工房や、

琉球紅型の城間さんの工房に伺うたび、

山の上に建つ朱塗りの遠景を見ては、いつかはと思っていました。

 

 

今回のニュースを聞いて真っ先に心配になったのは、

先にも書きました、伊藤峯子さんのこと。

 

5年前、沖縄産地勉強会に行った際、首里城から本当に近い印象があり、

暗闇に浮かぶ紅蓮の炎の映像を見ると、延焼していないか心配でした。

 

その時の様子(当店ブログに飛びます。)

沖縄の風を織る。(全3回)

 

 

懇意にしている問屋さんを通して、その確認をしてもらったところ、

ご自身は無事との一報を聞き、まずは一安心ですが、

心の拠り所でもあった首里城が一夜にしてなくなったことで、

とても落胆をされているとのこと。

 

沖縄にお住まいの方や、多くの所縁の方も、

同じ気持ちだと思います。

 

 

これから再建される方向で、話が進むとは思いますが、

今まで変わらぬ、沖縄に住まわれている方にとって、

一層の心の拠り所になる、最良の場所となります様に。

 

 

名古屋から想いを寄せたいと思います。

 

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