和をたしなむ

2017.02.09更新 - 洛風林の帯

洛風林の帯 八寸名古屋帯 「インカ小鳥文」

 

洛風林の帯 八寸名古屋帯 「インカ小鳥文」

 

美濃幸にご来店下さるお客様にも人気が高く、

また、当店のブログの検索ワードでも、常に上位を占めている「洛風林」。

 

独特の色使いや、柄の配置、そして、一筋を持った物造りに対する姿勢が、

多くのきものファンの心を掴んでいるのだと思います。

 

その洛風林さまの新作帯のひとつ、「インカ小鳥文」の八寸名古屋帯。

酉年の今、一層馴染みよくご覧頂く事が出来る一品です。

 

 

普段着使いの最適な、すくい織ならではのザックリした織味に織り上がった白よごしの地に、

異文化の薫りのする文様が織り上げられた一品。

 

 

鋭角な縁取りと対照的な、とても愛らしい「インカの小鳥」が、隙間なく織り込まれています。

 

柄はもちろんの事、使われている色糸も、すべてが「美濃幸好み」で、

優しい色使いが、きものの地色を選ばず、結んで頂ける事と思います。

 

真実に美しいものは常に新しい。

 

この言葉は、洛風林の創業者 堀江武氏の言葉ですが、

洋の東西を問わず、時代の新旧を問わず、美しいものは常に新鮮で、見るものの心を捉えます。

 

このインカ小鳥文も、インカ時代まで遡ると500年近く前の柄という事になりますが、

そういった「古さ」は微塵も感じさせない所に、この帯の魅力のひとつがある様に思えます。

 

そうした永き時代を経る中で、その時代に生きる人々に愛され、また捨てられ、

淘汰の歴史で生き残って来た文様には、何かしらの理由と、普遍的な力があります。

 

そんな想いを込めながら織り上げられた、洛風林の帯。

 

ご来店の際は、どうぞご自由に手に取り、触れて、

その織味豊かな風合いと色柄の持つ力をお楽しみ下さいませ。

 

「掲載商品詳細」

洛風林の帯 八寸名古屋帯 「インカ小鳥文」

157,000円(税別)

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