和をたしなむ

2024.10.06更新 - イベント

「これぞ商いの原点!」を子どもたちから教えてもらいました!「第2回大門子ども商店街」

 

昨日までの二日間開催をしておりました、

 

大門フェス2024 第2回大門子ども商店街

 

きもの美濃幸も「きもの屋さん」として出店をさせて頂きましたが、

とても楽しくて子どもたちから沢山の学びをもらえた2日間を過ごすことが叶いました!

 

 

誠にありがとうございました。

 

 

会の紹介はこちら

大門フェス2024 第2回大門子ども商店街に出店をします!

 

 

 

「子どもたちが主役」がテーマの2日間。

 

 

参加する子どもたち(小学生以下)は、

自分たちが働きたいお店をお仕事案内所に行って探し、

自分でそのお店に行って挨拶をし、

 

満面の笑顔と大きな声で接客をして、

しっかりと働いたらお給料をもらい、

そのお金(地域通貨)を使って他のお店でお買い物や遊ぶという

大人たちは見守り、子どもたちが活躍する大門子ども商店街。

 

 

「きもの屋さん」として出店したきもの美濃幸は、

和の布を使った和雑貨を子どもと一緒に販売をしました。

 

 

 

 

 

約200名近いお子様が参加された二日間。

 

 

きもの屋さんにも15分おきに2~3名ずつ、

店員さんが来てくれたのですが、

 

初めから大きな声で

 

「いらっしゃいませ!」

 

「ありがとうございました!」

 

が言える子は少数派。

 

 

大人だって難しいこの事が出来ないのは、

当たり前なのですが、

どの子も真剣そのもので言われたことを取り組み、

初めは恥ずかしながらやっていても、

実際にお客様が店の前まで来て自分たちで接客をして、

おすすめのお品を買ってもらえた体験をすると等しく笑顔が溢れ、

次からはその勢いのままにお仕事をしている様子を、

心から微笑ましく見守っていました。

 

 

 

 

私も子ども店員さんに教える事は最低限にして、

あとは子どもたちに任せる様に心掛け、

オーナー役に徹する事にしました。

(これが実に難しい!(笑))

 

 

 

 

扱う商品は、

どんな子でも簡単に販売が出来る和雑貨、

それもワンプライスでの出品でしたが、

 

それでも食べ物や飲み物と違い、

趣味性が高い嗜好品(思考品)なので、

ただ店に置いておくだけでは簡単に売れる事はありません。

 

 

それぞれの子どもが自分たちでどうした売れるのだろうと考え、

自分が好きなものやおすすめしたい商品を探してみたり、

売り文句を色々と考えてみたりして、

 

そうして自分で考えた事をお客様にご提案している様子を見ては、

「これぞ商いの原点!」というものを、

子どもたちから教えてもらえた気持ちになりました。

 

 

 

 

簡単に売れる物などひとつも無く、

ひとりひとりが目の前の品の魅力を考えて発見をし、

それを自分の言葉で伝えていく。

 

 

そんなことを子どもたちから教えてもらう、

貴重な二日間となりました。

 

 

 

 

店員さんで来てくれた子たちが、

終わった後にまた店の前に来て、

自分で稼いだお金を使って、

自分が気に入っていた商品を買ってくれる様子を見ては感涙。

 

 

 

 

「きもの屋さんがやりたい!」

 

と何度も何度も店員さんで来てくれた子たちも沢山で、

衰退産業と言われて久しい私たちの業界ではありますが、

きもの屋の未来は明るいかも知れません♪

 

 

彼ら彼女らに、そんな選択できるような未来を残してあげるためにも、

明日からしっかりと商いに励みたいと思います!!

 

 

 

次回開催の際は、どの様な商品を出そうか、

楽しい妄想は広がります。

 

 

 

今回参加された子も、次回こそ参加したい子も、

ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。

 

 

 

会場にお越し下さった皆様、

誠にありがとうございました。

 

 

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