『夏の赤!』 夏帯揚&夏帯〆と共に素敵な夏をお楽しみ下さい。
皆さまにとって「夏色」は何色でしょうか。
私も色々と思い浮かび、
青空の「青色」や、向日葵の「黄色」など、
情景から連想する色だけでなく、
「オレンジ色」の様な見ているだけで元気になりそうな色も、
夏色から思い浮かびます。
そんな夏色。
今日は私が「きもの屋」として思う夏色『赤色』をまとった、
夏の帯揚と帯〆をご紹介します。
シンプルな白×赤の組み合わせで仕上げられた、
夏の帯揚と帯〆。
京小物の名店「渡敬」さんが手掛けた一品たちです。
私が好きという事もあるのでしょうか、
先日6月末頃に夏の小物相談を承っている際、
赤系の夏帯〆をお見分け頂く事が叶い、
それならば新しい赤い帯〆を仕入れなくてはと思い、
渡敬さんに立ち寄ったところ出会ったのがこの二点。
一般的な輪出しの赤い帯揚を入れようかと思ったのですが、
どこにでもあるものよりも、より美濃幸らしいものと思い、
この帯揚と帯〆に心留まりました。
帯揚は、少し変わった織り方になっている、
絽ちりめん風の帯揚げ生地に、
小さな赤の小帽子絞りが施されたもの。
赤い点々がとても愛らしい雰囲気です。
「こんな小さな絞りでは帯から見えない!」
と思われるかも知れませんが、
結構存在感のある仕上がりになっており、
絞りの括りもしっかりと成されて立ち上がりも良く、
また鮮やかな赤色が使われているので、
使っていただくと丁度良い雰囲気に見せてくれます。
また小付けなので品も良く、
帯周りを演出してくれる一枚になります。
帯〆はこの様な雰囲気に。
夏帯〆らしく、ざっくりとした組み方の一本ですが、
ドット状に赤色が帯〆の左右を行き来している組み方です。
波の様な雰囲気に赤色が入り、
結んで頂くとこの赤のアクセントが、
前腹の結び目あたりにまとまります。
房は撚り房。
色はもちろん赤色!
帯揚ともども、
ポイントポイントに赤が程よく使われているので、
白のベースで夏の涼感を感じつつも、
赤色が良い効き色となってくれます。
帯揚はカジュアルからセミフォーマルまで。
帯〆はカジュアル中心でお使い頂けるお品です。
年齢関係なく、夏の赤は着姿に馴染み、
不思議と夏らしい空気感と涼感を着姿に与えてくれます。
赤はもちろんの事、
皆さまお一人ごとの夏色と共に、
素敵で楽しい季節をお過ごしくださいませ。
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19,800円(税込)
17,600円(税込)
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