和をたしなむ

2026.04.25更新 - 浴衣

いざ、夏!涼やかに、心地好く。単衣〜夏着物から夏をはじめよう。「日本人の心の琴線に触れる夏の美しさを。 2026年新入荷 竺仙浴衣」

 

いざ、夏!

 

涼やかに、心地好く。

 

単衣〜夏着物から夏をはじめよう。

 

 

そんな想いとともに過ごしたい、

2026年の夏。

 

 

美濃幸好みの単衣・夏着物のご紹介や、

それにまつわるエピソードをご紹介してまいります。

 

 

 

ゴールデンウィークが近づき、

今年も美濃幸好みの浴衣をご紹介いたします!

 

 

今日ご紹介をします一品は、

浴衣の定番であり、性別を問わず多くの方の心を掴み続ける、

江戸染の名店「竺仙」さんが手掛けたコーマ生地白地差分の浴衣です。

 

 

 

 

竺仙浴衣「注染・コーマ生地白地差分・百合の花」

 

 

竺仙さんが手掛ける浴衣の中でも、

定番中の定番。

 

注染で染め上げ、コーマ生地を使い、

それを白地差分で染め上げた一反になります。

 

 

 

 

注染って?

 

コーマ生地とは??

 

差分って何???

 

 

というご質問があるかと思いますが、

詳しくは竺仙さんのHPも参照していただきながらも、

こちらでも出来るだけ分かりやすく解説をしていきたいと思います。

 

 

竺仙さんのHPはこちら

竺仙 CHIKUSEN

 

 

まず、「注染(ちゅうせん)」とは、

染めの技法の事をさします。

 

 

型染めの一種であり、

型紙を掘り、その型紙を白生地の上に置いて、

そこに糊伏せをしながら、染料を注ぎながら染める技法であり、

 

ロートの様な道具で染料を注ぐ様子から、

「注染」という名がつけられました。

 

 

 

 

通常、多くの注染は単色で染める事が多く、

その方が簡単に仕上げる事が出来るのですが、

 

こちらの一反、そして竺仙さんでは、

「差分」という二色の染料を同じ型の中に注ぎ、

その濃淡やぼかし染の様な雰囲気に仕上げています。

 

 

 

 

こちらの百合の花も、

花、枝葉ともに紺色の濃淡となっていますが、

実際には二色のロートで染料を注ぎこみながら、

このぼかし染を仕上げています。

 

 

 

 

この濃淡のバランスを取りながら染める事が難しく、

またどの様に仕上げるかのセンスが問われる仕事となり、

 

この得も言われぬすっきりとした雰囲気に仕上げる事が出来るのが、

竺仙さんならではの技術だと感じています。

 

 

 

そして、コーマ生地。

 

この生地にも竺仙さんならではのこだわりが詰め込まれています。

 

 

 

 

浴衣の使われる木綿生地は、

このコーマ生地以外にも、綿絽、綿紅梅、綿紬などがありますが、

コーマ生地は最も浴衣らしい生地になります。

 

 

昔の浴衣生地の多くはこのコーマ生地であり、

ふわっとした木綿らしい柔らかな肌触りが最大の特徴です。

 

 

 

 

そのコーマ生地のなかでも、

竺仙さんは専用の生地を50年前から別注しており、

 

毛羽が程よく抑えられた生地感は、

先述の通りの着心地の良さもあり、

また染め上がりがきれいに仕上がるという特徴も兼ね備えた、

竺仙浴衣のための生地になっています。

 

 

 

そんな、どこにでもあるような浴衣一反であっても、

ひとつひとつのこだわりと情熱が込められた、

竺仙さんが手掛ける一反。

 

 

その浴衣の美しさを一心に求め続けられ、

今やその原点となる想いは、日本の夏の美しさの様に思えます。

 

 

 

 

昨今の暑い最中であっても、

思わず袖を通したい気持ちにさせてくれる、

そんな美しさと、夏ならではの涼感がここには在ります。

 

 

 

 

竺仙さんは江戸染の名店であり、

その歴史は江戸時代まで遡ります。

 

 

長い歴史がある事自体、大変に素晴らしい事なのですが、

私が考えている何よりも素晴らしい事は、

 

1.脈々と受け継がれてきた職人技が残っている事

 

2.時代を経る中で磨かれてきた図案や文様を大切に持ち続け、

  それを維持をされている事。

 

 

この二点に尽きると思っています。

 

 

 

 

職人技に関しては前述をしました通り、

 

生地にまで至る拘りの積み重ねが、

竺仙さんが竺仙さんたる所以でありますし、

 

図案や文様に関して言えば、

この百合の花を染めあげた一反もただの百合という訳ではなく、

 

ひとつひとつの花の配置、枝葉の流れ方など、

お召しになられた時に最高の美しさを発揮してくれるように、

計算がし尽くされています。

 

 

 

 

百合の花の大きさは、

小さ過ぎると印象が薄く、ありきたりな仕上がりになってしまいますし、

大き過ぎると万人受けしずらい一反に成り下がります。

 

 

浴衣という、夏の遊び着であるからこそ、

ある程度の大きさを持たせながら、

それにあまり目がいかない様にと、

枝葉を流れのある配置に染め上げる事により、

 

品格を保ちつつも、

程よい遊び心が込められた仕上がりとなっています。

 

 

 

 

竺仙さんが愛され続ける理由。

 

 

皆さまに少しでも伝われば、

一ファンである私自身も嬉しい事です。

 

 

 

着るほどに、洗うほどに風合いが増し、

着心地が良くなるコーマ生地の魅力と、

 

白地に紺色の差分(ぼかし染)で仕上げた、

流麗で品格のある雰囲気を、

 

竺仙が創り上げ、長年大切にしてきた世界観とともに、

ぜひお楽しみくださいませ。

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちら》

 

竺仙浴衣「注染・コーマ生地白地差分・百合の花」

51,700円(税込・反物価格)

 

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