和をたしなむ

2026.05.02更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

いざ、夏!涼やかに、心地好く。夏着物から夏をはじめよう。「浴衣から使える 一本あるだけで楽しく、夏の気品を感じる名古屋帯です。」

 

いざ、夏!

 

涼やかに、心地好く。

 

単衣〜夏着物から夏をはじめよう。

 

 

そんな想いとともに過ごしたい、

2026年の夏。

 

 

美濃幸好みの単衣・夏着物のご紹介や、

それにまつわるエピソードをご紹介してまいります。

 

 

 

ゴールデンウィーク期間中にご紹介をします一品は、

夏の定番、麻の九寸帯です。

 

 

気軽に結べ、浴衣から楽しめる一本が、

麻帯の魅力ですが、

 

反面、気軽過ぎる雰囲気があるので、

正絹の着物には合わせずらい事もあったりします。

 

 

今日ご紹介をします一本は、

そんな麻帯のメリットは最大に、デメリットは抑えた、

染め色と染柄を持った仕上がりです。

 

 

どうぞご覧ください!

 

 

 

 

麻九寸帯(名古屋帯)「工芸キモノ野口・流水に千鳥・薄黄色」

 

 

創業290年以上にもなる

京友禅の老舗「工芸キモノ野口」さんが手掛ける

麻の九寸帯(名古屋帯)です。

 

 

 

 

野口さんが手掛ける麻帯は、

老舗名店の仕事を知っていただく入り口の様な一品で、

 

正絹のものと比べると価格もリーズナブル、

でも、そこになされている仕事は野口さんの矜持に相応しいもので、

 

夏の着物をきっかけに、

野口さんのファンになっていただけるお客様も、

結構いらっしゃります。

 

 

 

そんな野口さんが長年大切にされている図案を使い、

地色を美濃幸好みに染め上げてもらい別誂えして頂きました。

 

 

 

 

柔らかく、麻帯の魅力を引き立ててくれる一本。

 

 

生成り色とはひと味違う明るさを持つ、

薄黄色に地色を染め上げ、

染柄は、夏に最良ながらのひとつである、

流水に千鳥の柄。

 

 

 

 

千鳥好きにはたまらない雰囲気を持った染め上がりです。

 

 

ちなみに、私は大の千鳥好き!!

 

夏物の仕入れの際は、

まず、心に留まる千鳥を探すことから始まり、

この一本も思わず一目惚れをしてしまった千鳥になります(笑)

 

 

 

お太鼓の千鳥たちは、全部で4羽。

 

 

墨色で描かれた流水紋を背景にして、

その前を優雅に飛び交っています。

 

 

 

 

千鳥ひとつひとつの意匠と仕事にもこだわりがあり、

 

流水紋との遠近感が際立つように、

千鳥には抑えた色目の金彩で縁取りがなされ、

 

その中は型染めの染疋田にて、

黒・赤・紺の三色を使い染め上げてあり、

 

うち、小さな一羽は顔料の白色で描かれています。

 

 

 

 

 

前腹部分も同様。

 

 

 

 

基本的な構図はお太鼓と同じですが、

その仕事も確かなものがなされており、

優雅で気品あふれる前腹を演出してくれます。

 

 

 

 

 

 

先述の通り、伝統ある野口さんが手掛け、

妥協なく丁寧な染疋田や金彩の仕事がなされているからこそ、

千鳥が持つ愛らしさだけにとどまらず、

この帯の千鳥だけが持ち得る品格が際立ち、

気軽な麻帯ながらも、上品な着姿を創り上げてくれます。

 

 

 

 

麻帯なので、相性の良い長着は夏紬や小千谷縮はもちろんですが、

浴衣からも気軽に合わせいただけます。

 

 

 

 

日常の延長線上にある夏着物のお洒落を

季節感と共に楽しむ一本として、

 

また老舗染屋の仕事を知り、纏う楽しさを、

自分らしいスタイルでお使いくださいませ。

 

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちら》

 

 

麻九寸帯(名古屋帯)「工芸キモノ野口・流水に千鳥・薄黄色」

99,000円(税込・反物価格)

 

 

 

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