和をたしなむ

2025.01.28更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

お正月飾りの松を添えて、余韻を楽しむ。「九寸帯 帯匠丹波屋・雪輪に松竹」

 

1月のサロンスペースに掛ける一品はこちら。

 

帯匠丹波屋さんが手掛けた九寸帯「雪輪に松竹」を選びました。

 

 

 

 

西陣織の名店、帯匠丹波屋。

 

 

いつの時代も手織りにこだわり、

その長き歴史のなかで培われてきた伝統的な技術や文様の美しさはさることながら、

時代の先を見据えた柄配置や色遣いが心を打つ一本です。

 

 

 

この帯に織り上げられた雪輪柄も、松竹柄も、

いわゆるところの「古典柄」に属しますが、

 

そうした古典柄の良さを踏襲しつつも、

柄の配置や織り糸の選び方が実に絶妙で、

 

他の機屋にはない、「帯匠丹波屋だからこそできる世界観」が、

この帯には織り込まれていますし、

 

そうした唯一無二のものづくりが、

多くの着物ファンの心を掴んで離さない所以だと私は感じています。

 

 

 

今時分に映える一本ではありますが、

松竹柄の持つ縁起の良さから、

卒業式や入学式などの春先まで見据えた慶事を中心に、

お好みのコーディネートに仕上げる一本として活躍してくれれば、

何よりも嬉しい事です。

 

 

 

その帯の脇には、

お正月飾りに使われていた青々とした松枝を、

一輪挿しに挿して添えてみました。

 

 

 

 

お正月の名残りを感じながら過ごす、

一月最後の一週間。

 

 

皆さまも素敵な日々をお過ごしくださいませ。

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちら》

※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

 

九寸帯(名古屋帯)「帯匠丹波屋・雪輪に松竹」

198,000円(税込・反物価格)

 

 

 

 

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