和をたしなむ

2024.07.15更新 - イベント

きもの屋のピアノチェア。

 

今週日曜日、21日に当店にて開催をします

 

きもの美濃幸サロンコンサートVol.26

 

詳しくはこちら

きもの美濃幸サロンコンサートVol.26 開催します。

 

 

普段はきもの屋の店内が一転、

コンサートホールに変身する一日ですが、

有難いことに残りの席数も10席ほどとなりました!

 

 

参加申し込みして頂いた方はぜひ楽しみに!

 

まだの方や興味を持って下さった方は、

ぜひお早めにお申し付けくださいませ。

 

 

 

今回のサロンコンサートは、

昨年当店に来てくれたアップライトピアノのこけら落とし公演でもあり、

演奏して下さる水野貴文さんも実は縁のあるピアノだったりします。

(そのあたりの詳しい話はコンサート当日にて♪)

 

 

大分年季が入ったアップライトピアノで、

うちは譲り受けてお迎えをしたのですが、

前のオーナーさんも中古で購入をされており、

店にやって来てくれた時の調律師さん曰く、

60年くらい前に国内生産されたものだそうです。

 

 

 

 

おじいちゃんなのかおばあちゃんなのか、

性別は定かではありませんが、

きっと60年もの長き月日の間、

子どもたちのピアノを支えてくれた一機であり、

うちでも二人の子どもたちの楽しい音楽の日々付き合ってくれる、

とても良い先生には違いありません。

 

 

 

そんなピアノさん。

 

恐らく、60年のピアノ人生のなかで初めてであろう、

プロピアニストによる演奏を受け止める訳なので、

当日に向けて準備万端整えております。

 

 

コンサート2日前には調律もお願いし、

きっとベストな音の状態で、

水野さんが奏でる音楽の世界を、

余すことなく皆さまにはお楽しみいただける事と思います。

 

 

そしてピアノチェアも綺麗にお召し替え。

 

 

 

うちにピアノが来てくれた時に一緒に付いてきてくれた、

大分年季の入ったピアノチェア。

 

 

座面は千切れて中綿が見えてしまい、

黒塗りの躯体も色が剥げて、

見た目からも年季が入ったものとなっていました。

 

 

 

そこで、

 

コンサート前に綺麗にしてあげようと、

当店にあった黒留袖の身頃を座面に張り、

塗装もすべてやり直してもらいました。

 

 

この仕事を受けて下さったのは、

同じ新大門商店街にある「ソイロリビング」さん。

 

同じ商店街仲間という事もありますが、

彼が手掛ける仕事は丁寧かつ顧客の想いを載せてくれるので、

 

きもの屋のピアノチェア

 

としての品格を備えて生まれ変わりました。

 

 

 

 

この黒留袖の生地は、

ピアノカバーと同じ着物から取ったもの。

 

 

黒留袖の「黒」とピアノブラックとの親和性も良いのか、

また、この生地自体が持つ黒留袖の品格が今も生きているからなのか、

実に馴染みの良い仕上がりになったと感じています。

 

 

 

こうして色々な準備を進めています、サロンコンサート。

 

 

音楽を楽しんで頂く事はもちろんの事、

「きもの屋のサロンコンサート」らしい空気感も、

皆様にお伝え出来ればと思っています。

 

水野さんの演奏とともに、

一緒にお楽しみくださいませ。

 

 

☆コンサート参加のお申込は、HPのお問合せからもお承りしております!☆

 

 

 

 

 

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