和をたしなむ

2025.02.07更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

ふくら雀の愛らしさと品格を染め上げる。「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~ お勧めコーディネート」

 

28日(金)まで、

美濃幸好みの帯たちが勢揃いします

 

春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~

 

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今回のイベントアイコンにも使いましたふくら雀の染九寸帯。

 

 

今年行うにあたり、

真っ先に思いついた美濃幸好みの帯なのですが、

今回はこの様なコーディネートをつくってみました。

 

 

 

 

立春を迎え、陽気の高まりを感じる色合わせ。

 

 

万寿菊を染め上げた一方付けの総柄小紋に合わせてみました。

 

 

 

 

この一本はご覧の通りの地色を持っているので、

濃色の長着であれ、薄色の長着であれ、

比較的柔軟に長着の個性や色目と合わさっていくのですが、

 

春先の今を考えると、

この小紋の様な柔らかな色目の方が馴染みが良く、

また互いの個性を引き立てあうコーディネートになったかと感じています。

 

 

 

 

このふくら雀を染め上げた一本。

 

我ながら実によくできたお利口さんな一本で、

ふくら雀の愛らしさはもとより、

それだけでない品格もともに染め上げた仕上がりとなっています。

 

 

 

 

何より私が惚れてやまないところは、

 

有名な染屋が手掛けたものでもなく、

また必要以上の手が掛かったものでもなく、

帯としての魅力を最大限に引き出すため、

また着手のそうした心意気に添うためにだけ、

最大限の仕事がなされているところに、

 

うっとりするような魅力を感じています。

 

 

「技巧に頼らず、帯としての本質を大切にする。」

 

 

そんな染屋の心意気を感じる仕上がりとなっています。

 

 

 

また、お太鼓柄の二羽の雀は大き過ぎず、バランスが良く、

また羽に描かれた染疋田や胴の七宝模様が、

帯としての格調も高めてくれています。

 

 

 

 

地色が個性的な分、

染柄はすきっとした印象でまとめあげ、

こうした何気ない各所のこだわりは実に秀逸だと感じています。

 

 

紬はもちろんのこと、

こうして合わせました一方付けの総柄小紋にもよく馴染み、

和装ならではのお洒落を楽しませてくれる組み合わせとなりました。

 

 

 

合わせました総柄小紋に関しては、

また明日のコラムにてご紹介をいたします。

 

引き続き楽しみにご覧いただけたらと思います。

 

 

 

春を感じ、季節を色柄とともに楽しむ一本。

 

 

着物と在る時間を自分らしいスタイルでお楽しみくださいませ。

 

 

 

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※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

 

塩瀬九寸「ふくら雀」

108,900円(税込・反物価格)

 

 

 

小紋「一方付け・総柄小紋・光琳万寿菊」

259,600円(税込・反物価格)

 

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