カジュアルになり過ぎない秋紬の楽しみ方。「美濃幸好みの秋紬コーディネート」
31日(金)まで、
開催中です!!
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昨日あたりから秋の深まりと冬の訪れを感じる様に。
少し冷気を纏って空気感の中にあって、
包まれる様な暖かさを感じる事が出来る紬の風合いは、
秋に着物に袖を通す楽しみのひとつです。
今日はその様な心地好さを感じる、
美濃幸好みの秋紬コーディネートをご紹介してまいります。
男性向けのコーディネートはこちら。

薄いブルーグレーに黄色の挿し色が織り込まれ、
小格子柄を織り上げた小千谷紬に、
ベージュ色に近い煤色に織り上げた、
同じく小千谷紬の無地紬を羽織に見立てて合わせてみました。
淡い色目の長着と、淡い色目の羽織。
とても柔らかな雰囲気にまとまりますが、
それだけでは男性には甘くなり過ぎる傾向があるので、
要所要所で効き色を入れておくことが、
まとまりあるコーディネイトを創るポイントになります。

濃紺・黒・濃緑・濃茶といった、
昔からの男性向け着物地のスタンダードからすると、
こうした淡い色目の生地は目立つ色目。
でも、お洒落の幅やコーディネイトの事を考えると、
着姿に上手に取り入れていくと、
垢ぬけた着物のお洒落をお楽しみいただく事が出来ます。
反面、あまりそちら側の傾倒してしまうと着姿全体にメリハリが失せ、
またどこかフェミニンな雰囲気を感じる着姿になりがちなので、
そのあたりのバランス感覚が重要になります。
いつもの美濃幸好みで行くと、
この長着の色に合わせる羽織の色は、
思い切った濃紺色や、薄色であったももう一色濃色を求めがちですが、
長着と羽織の色系統に違いがある事と、
日中はまだ暑さの余韻が残っている日もまだありますので、
その様な時にも軽やかなお気持ちで羽織っていただける様な色目を選んでみました。

そのかわり、帯はメリハリを作ってくれる、
ダークグレーの色目を選んでシックにまとめ、
羽織紐も房色は帯色に同調する色目を選び、
着姿にも映えるオフホワイトを基調とするものを選びました。
羽織紐の赤色と青色は少しの遊び心を。
もっとシックにまとめたい時、それを求められる場面では、
帯に同化する色目のものを選んでいただくと、
長着と羽織の軽やかな色目に重心を置きつつも、
男性らしい凛とした、締まった着姿を演出してくれます。
上質なテーラージャケットの様な無地紬の羽織と、
カジュアルになり過ぎない小格子柄の紬との組み合わせ。
どこかきちんと感がありつつ、
色の取り合わせで自分らしさとTPOをわきまえた遊び心を取り入れて、
上質な紬の風合いをお好みの装いとともにお楽しみください。
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※商品名をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。
長着 紬「男性向け広巾・越後おぐに くるまや・紫舞美おり・格子十字絣」
176,000円(税込・反物価格)
88,000円(税込・反物価格)
16,500円(税込)

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