シックな色目でまとめながらも、個性の光る色を取り入れる男着物コーディネート。「歳末セールお勧めコーディネート」
15日(日)まで
「最大30%OFF!歳末セール!!」
を開催いたします。
詳しくはこちら
今回の歳末セールでは、
2024年の一年間、SNSやオンラインショップにおいて反響が高かった商品や品目をピックアップして、
そのお品たちを感謝を込めての謝恩価格にてご提供いたします。
「一年間の感謝を込めて」
というコンセプトにぴったりの内容。
オンラインショップではすでに謝恩価格にてご提供中ですが、
それに至る私の想いなどもこれからのコラムにて、
お伝えしていこうと考えております。
今日ご紹介するお勧めコーディネートは、
男性向けのコーディネート。
先日、人気商品としてご紹介をしました「江戸小紋」を、
美濃幸好みに仕立て上げてみましたので、
どうぞご覧くださいませ。
墨黒色で染めた江戸小紋の長着に、
深川鼠色の無地紬を羽織に見立て、
帯は山鳩色の博多織、
手元には青鈍色に染め上げた甲州印伝の信玄袋を持たせました。
青緑系・緑色系でまとめたカーキ色のコーディネート。
和装に馴染みのない男性であっても、
どこか洋装に通ずる色目でまとめ上げたので、
気負いなく、また自分らしくお召しいただける様な、
美濃幸好みのコーディネイトになったかと思います。
当店としては珍しい、淡色の羽織コーディネート。
これも江戸小紋の力を借りてのコーディネートとなっています。
墨黒色単色の長着に、
淡い色目の深川鼠色を合わせると、
長着×羽織の色のメリハリが立ち過ぎてしまい、
どうしても個性的な印象の着姿となりがちですが、
雨入りの万筋の江戸小紋、
それも真綿紬に柄を付けた一品なので、
縞の白色がちりめん生地の様なパキッとした白色ではなく、
生成り色に近いような白色が表に出てきており、
これがあってこその、
羽織の色合わせの楽しみへと繋がっています。
このコーディネートをご紹介する前に、
今までの様な濃色の羽織を合わせてみたのですが、
あまりしっくりくるものは見つからず、
この深川鼠色が何とも馴染みが良く、
自分自身がとても好きな色合わせとなりました。
この深川鼠色の無地紬、
もしお客様にご縁がなかったら、
自分用の羽織として仕立てたいと思えるほどです(笑)
さて本題に戻り、
帯は博多織の名店「西村織物」さんが手掛けた、
段織りの一本。
山鳩色単色の織り上がりではありますが、
この段織りがとても表情豊かなので、
着姿に馴染みつつも、アクセントのある腰回りとなっています。
また信玄袋の色目も秀逸。
こちらは甲州印伝の名店「印傳屋上原勇七」さんが手掛けた、
新作の信玄袋(合切袋)になります。
印傳屋上原勇七さんの紹介では、
グリーン色となっているお品ですが、
少し青みがかったエメラルドグリーンの様な深い色目で、
その上に黒色の漆加工にて、
七宝繋ぎの模様が染付られています。
裏地は鮮やかなオレンジ色。
和装に限らず、洋装の手元にお持ち頂いても、
和を感じるモダンな雰囲気でお楽しみいただける一品です。
こちらの信玄袋は、
また別枠で詳しくご紹介をしたいと思っておりますので、
どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
シックな色目でまとめつつも、
要所々で個性が光る色目や、表情豊かな生地感のものを取り入れ、
着手の個性や自分らしさを感じてもらえたら、
何よりも嬉しい事です。
和装に興味があり、その門をくぐってみたいとお思いの男性の皆さまに、
着物の事を知り、着物を楽しむ心地を知ってもらえたら、
私としてはきもの専門店店主として以上の最高の喜びです。
そんな素敵なご縁結びが出来ます様に。
どうぞ気軽にご相談くださいませ。
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※商品名・写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。
江戸小紋「竺仙・真綿紬・雨入り万筋・児玉博(型)・浅野栄一(染)」
374,000円(税込・反物価格)
47,300円(税込・反物価格)
28,050円(税込)
※羽織に見立てた無地紬は参考商品となります。
ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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