スタイル・お好み・性別によって自由にお仕立てください♪「帯地(九寸帯・半巾帯・角帯)「大島紬・格子・薄茶色」」
ゴールデンウィークの平日中日。
穏やかな初夏の一日となっております。
ゴールデンウィーク期間中は、
新作&新入荷の夏着物たちをご紹介する予定ですが、
これからの季節にきっと重宝に使っていただけるであろう帯地を、
今日はご紹介いたします!
鹿児島県の伝統工芸品、「本場大島紬」の帯地となります。
生地としては透け感はないので、
袷向きの様に見えますが、
実際には単衣時分から使っていただける生地感という事と、
何より、お好みによってスタイルを変える事が出来るので、
今日はそのあたりをご説明させていただきます。
大島紬といえば、
「軽くてしなやか」
「絹の光沢感」
「さらっとした生地感」
「単衣に向く生地」
といったところが代表的な特徴になります。
大島紬は「紬」とありますが、
この帯地を含めてその多くが節のない生糸が使われており、
大島絣ともいわれることがあります。
条規の様な特徴がある本場大島紬ですが、
こちらの生地は通常の着尺生地よりも少し地厚に織り上げてあり、
大島紬らしい軽やかさはそのままに、
さらっとした生地感をお楽しみいただける一本に仕上がります。
紬の帯ですが、塩瀬帯の様な感覚の生地感。
帯芯も通常よりもしっかりとしたものを選ぶと、
勝手の良い一本に仕上がるかと思います。
生地の長さは1丈3尺(約5m)あり、
また柄はご覧の通りの格子柄が全通(通し柄)となっているので、
通常の九寸帯とお仕立てする事はもとより、
お客様によっては、
一層気軽に結んでいただける半巾帯にお仕立てしても良し。
また男性向けの角帯として仕立てる事も出来る、
お好みやスタイルによって七変化してくれる帯地となっております。
「使い勝手の良い、絹の半巾帯が欲しい」
というお声は、
実店舗にお越し下さる皆さまから、
よく耳にする要望のひとつです。
博多の半巾帯ではなく、
ポリエステルのプリントのものではなく、
上質感があり、またしなやかな結び心地と軽さが欲しい。
普段から紬や木綿をお楽しみになられている方からすれば、
そんな帯が身近にあるだけで、
着物を着るひとときが一層気軽に楽しめる事でしょう。
この大島紬の帯地がそうしたすべてのお客様のお心に届くとは思いませんが、
美濃幸好みの一品を楽しみにご覧いただけている皆さまに、
美濃幸らしい半巾帯のご提案が出来ればと思っております。
色目的にも軽やかなので、
これからの季節、軽めの単衣紬や木綿着物、
そして浴衣にも合わせてお楽しみいただければ幸いです。
来たる季節を自分らしく快適に楽しめる帯や着物とともに、
素敵なひとときをお過ごしくださいませ。
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55,000円(税込・反物価格)
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