スマートに着こなす「飛び柄小紋」の母親着物コーディネートを解説します。
《ハレのひとときを、親子そろって着物姿で。》
「七五三親子お見立て会」
開催中です。
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昨今は和洋問わず、
礼装のスマートカジュアルが進んでいます。
入学式であってもスーツスタイルのお母様が少しずつ減り、
パンツルックの装いや、ジレを活用したスタイルも、
令和のフォーマルスタイルとして認知がされています。
私を含めて若女将はいつも、
子どもの入卒式や七五三では当たり前に和装で迎えてきましたが、
保育園から小学校、そして中学校と子どもたちが成長する度に、
何度もその時を迎えてきた経験からすると、
お母様が着物をお召しになられるパーセンテージは、
どこも大体10%程度。
これは名古屋地区限定であり、また我が子たちの環境限定なので、
全国的にはもう少し違った結果が出ているのかもしれませんが、
お客様からお聞きする状況からも大体この様な割合なので、
着物をお召しになられる方は、全体の一割程度ということなのでしょう。
その様な状況にあって感じる事は、
「昔の様に訪問着を着ていると、それだけで華やかさが増してしまう」
という事。
訪問着に袋帯で七五三や入卒式に出席される事は決して間違いではありませんが、
極端な話、まわりはジレを着ているなかですと、
紬を着ていても「着物」というだけで十分にフォーマル感が出てしまうのが、
今の着物の現状の様に感じています。
着ているだけできちんと感が出る着物の場合、
さて何を着たら良いのだろうか?と考えて思い付くアイテムが、
「飛び柄小紋」
です。

飛び柄小紋はその名の通り、
飛び柄が配された小紋であり、
小紋と言えば街着の代表になります。
令和の街着として考えると、
先にも出てきたジレなどはそのひとつであり、
和装洋装の格のバランスを考えても、
良い選択肢のひとつとなります。

ただし、飛び柄小紋であれば何でもいいという訳ではなく、
その染柄や地色はこだわりと考えが必要になります。
染柄のお勧めは「古典柄」や「吉祥柄」。

この様な花菱や唐花模様といった古典柄は、
七五三の礼装感を保ちながらもスマートな着姿を演出してくれます。

色無地でも良いのですが、
それではせっかくのハレのひとときには寂しいという方もおられると思いますので、
ちょっとした柄を所々に配されている飛び柄小紋は、
着物を着ている楽しさも感じさせてくれる事でしょう。

地色は濃い色よりも、こちらの様な薄色がおすすめ。
薄色ならではの清楚な感じと礼装感が、
七五三の場面には向きます。
もし濃い色を使いたいのであれば、
飛び柄小紋は薄色にしつつ帯を濃い目の色目にしてみたり、
染め柄の格調が確かなものを選ばれると、
主役のお子様を引き立てる着姿に仕上がります。
令和の七五三に向く、
美濃幸好みの母親着物コーディネイト。
着回しもしやすい飛び柄小紋を上手に取り入れて、
自分らしくそのひとときを楽しめる、
和装のスマートカジュアルに活用してみてはいかがでしょうか。
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