和をたしなむ

2024.08.18更新 - 七五三

七五三らしい愛らしさと品格を。「美濃幸好みの七五三コーディネート」

 

24日(土)まで、

 

七五三ご相談会

 

31日(土)まで、

実店舗&オンラインショップ同時開催!

 

小千谷縮&男性向けゆかたサマーセール

 

開催中です。

 

「七五三ご相談会」はその名の通り、

秋に向かえる七五三のよろずご相談会、

 

「小千谷縮&男性向けゆかたサマーセール」は、

夏の普段着「小千谷縮」と小粋な「男性向けゆかた」を対象とした

20%OFFになるサマーセールです!

 

 

 

七五三のコーディネートと、

小千谷縮&男性向けゆかたコーディネートの、

日替わりでのご紹介となるので、

 

フォーマルかと思いきや、翌日はカジュアルとなり、

180度振れ幅のあるご紹介となりますが、

どちらも「美濃幸好み」には変わりのないものばかり。

 

 

どうぞお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます♪

 

 

 

今日は「七五三ご相談会」のコーディネートをご紹介。

 

お盆休み明け1回目は、

「黄色×赤色」の実に七五三らしい色合わせをしたコーディネートをご紹介いたします。

 

 

 

七五三の頃の子どもに似合う色というと、

「ピンク」の様なパステルカラーが似合いそうに思えますが、

私自身は黄色と赤色の組み合わせが一番しっくりときます。

 

 

我が子にはその組み合わせだったからなのか、

その理由は定かではありませんが、

定番とは一色が違いがあり、

かつ子どもらしさが活きる色目として、

この色の組み合わせがピンとくるのですしょうか。

 

 

今日ご紹介するものは、

そんな美濃幸好みの子どもらしさが込められた、

七五三コーディネートです。

 

 

 

では、どうぞ!!

 

 

 

 

着物は綺麗な黄色に染め上げた地色の上に四季折々、

吉祥を表す小花を雲取文様と共にちらした総柄に近い小紋柄の一反。

 

 

 

 

明るい地色の上には、

一色目立つ赤色を基調として、

水色や桃色、若草色、藤色など、

七五三としての格調を感じさせてくれる色が染め上げられています。

 

 

 

 

日本の花としての代表格「桜」は大ぶりに。

 

 

その周りに四季を感じる紅葉の葉や菊の花、

餅花の様な模様が染め上げられています。

 

 

 

 

七五三というと11月がお詣りの月。

 

 

となると、

秋の文様が中心になりそうですが、

こうした誂えの一着の場合は、

七五三に限らずお召しになる事が多いので、

出来るだけ四季折々の文様が重宝します。

 

 

 

 

合わせる袋帯は、

その雰囲気ととても相性の良い、

七宝文様と宝尽くし文様を織り込めた赤色のものを合わせてみました。

 

 

 

 

赤色の袋帯は、

かなり華やかであり豪華さを感じさせてくれます。

 

 

先述の通り、黄色の長着との相性は抜群。

 

 

 

 

帯柄は大ぶりに織り上げられているので、

小付けな柄付けとなっている長着とのバランスも、

丁度良くなっています。

 

 

 

こうした誂えのご衣裳は、

七五三に限らず本仕立てとなる十三参りの頃まで

解いては仕立て替えをしながらご着用出来ます。

 

 

そうした10年近い長いスパンで、

一枚の布と一緒に成長する日々を過ごす事が、

誂えの大きなメリットとなることでしょう。

 

 

とはいえ、10年ともなると、

お嬢様のお好みも変わり、またお姿も変わるというもの。

 

 

 

今まで何組ものご家族様のご衣裳を誂えてきて、

そうした問題に当たったことはありませんが、

 

先の事は分からない分、

メインとなる七五三に軸足を置いた、

子どもらしい愛らしさとセレモニーとしての品格を兼ね備えたものを

ご提案できたらと思っていますし、

 

結果、それが一番間違いのない選び方、ご提案の仕方と、

私は感じております。

 

 

 

晴れやかなひとときを共にし、

成長と共に過ごし、見守ってくれるハレの衣裳。

 

 

 

皆さまお一人ごとに似合う一着と共に、

素敵な思い出深いひとときをお過ごしくださいませ。

 

 

 

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