塩瀬九寸の魅力を感じて頂けます様に+おまけ♪
12月の壁面のコーディネート。
手前味噌ながら、どれも自慢の一品ばかりなのですが、
ご来店の皆さまの目に、より多く留まっているものは、
一番手前に掛けてある「塩瀬九寸名古屋帯」
12月用にと染の川勝さんで仕入れをした、当店の新柄です。
地色もですが、やはり流れのある柄の様子が、
皆さまの目と心に留まっている様子。
誰かのもとへとお嫁に行く前に、
このコラムでも詳細をご紹介できたらと思います。
きもの美濃幸は、紬などの洒落物が得意という事もあり、
「織には染」とばかりに、塩瀬帯を代表とする染帯を、
他も物より多く置く様に意識をした品揃えをしています。
とはいっても、今月の壁面はいつもよりは珍しく、
掛けてある帯四点のうち、染帯が二点、織帯が二点と、半分半分。
これまた当店には珍しく、織の袋帯も掛けてあります。
染帯、特に塩瀬九寸帯の魅力は、
その滑らかな質感の塩瀬生地に、季節ごと、思い思いの柄が染めつけられ、
それを季節な自身の想いと共に、結ぶことが出来ること。
織帯は縦糸の兼ね合いから、どうしてもロット生産が主になりますが、
染帯は染める人や染屋さんがいれば一点から物作りが可能で、
(厳密にはそこまで簡単ではないですが)
作り手の想いや、作りたい物作りの方向性が反映しやすいという、
自由度の高さと、個性の際立ちが魅力のひとつです。
この時期になると、干支やクリスマス柄の染帯が多く見る事が出来るのは、
限定的な柄も小ロットで制作出来るメリットがあるという訳です。
作り手の個性と着手の個性が調和し、
季節と共に在る、染帯の着姿とお太鼓姿。
ご自身のスタイル、気分に合わせて、
楽しみながら、着物と共に在る日々をお過ごし下さい♪
《 おまけ 》
と、
ふと、写真のフレームをずらしてみると、
店の奥に何かある!!
はい♪
昨日からの数日間店に在る、
わが町大門のお社「素盞男(スサノオ)神社」の縁起熊手、
約2メートル超の「特盛熊手」です^^
11月の酉の市の際、
商店街の各店とシェアをして、頂いてきました。
現在、大門商店街の各店を、
商売繁昌、家内安全の願いを込めて巡っています。
かなりのビッグサイズで、誠に目出度い限り♪
何日間か、当店に滞在されておりますので、
ご来店の際は写真撮影など、ご自由にしてみて下さい。
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- 2025.02.05 2月6日(木)~28日(金) 春の帯専科(10%OFF+お仕立てサービス) 開催します。
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