子どもたちの素直な感性に触れる宝物のメッセージ。
昨日、
子どもたちがお世話になっている小学校の先生がお越し下さいました。
娘の担任の先生という事もあり、
「とうとう娘がやらかしたか!」と一瞬覚悟を決めたのですが、
先生の表情を見るにその様子でもない。
お話しを聞くと、
先日、生活科の授業の一環として行われた、
「わたしの町たんけん」の際のお礼状を子どもたちが書いたので、
持ってきて下さったとの事でした。
わたしの町たんけんの様子はこちら
きもの美濃幸に来てくれた7人から、
一人ずつ違った感想とお礼をしてもらえ、
私にとって何よりも嬉しく、宝物の様なお手紙!
そもそも私自身が子どもが大好きという事もありますが、
たった30分程度の社会見学をしてくれたなかで、
個々に違う意見や感想を持ってくれた事が、
きもの屋店主として本当に嬉しい事です。
という事で、
皆さまにも子どもたちのお手紙をご披露したいと思います!
「男の人と女の人できものが違う事が分かった」
性差を区分する事が少なくなった現代の感覚において、
私が伝えた事がもしかしたら間違っているかも知れませんが、
それでも和装の着方は男女明確に違っている点、同じ点があり、
それを少しでも知ってもらえる事が出来たのかなと思っています。
「布を京都から仕入れている事がわかりました」
当店で扱わせて頂いている布である着物生地や帯地は、
全国各地の産地で作られたものですが、
そのほとんどを一大呉服問屋街がある「京都室町」で仕入れをしています。
仕入れという難しい言葉がこの子の印象に残ったのだなと思う事と、
全国各地から色々な方の手を渡り、こうして目の前に商品がある事を、
知ってもらえたのだと感じています。
「着物を作るなんてすごい」
私は作っていませんが(笑)、
色々な方が分業をして、布を織ったり、生地を染めたりしている事を知ってもらい、
ものを作る事の大変さと大切さを知ってもらえた様で嬉しい限りです。
「買い物に行ったらおすすめを教えてください」
小学2年生のきもの美濃幸ファンが爆誕!!(笑)
この子は女の子なのですが、
いずれ大きくなった時に和装の楽しさをもっと知り、
着物でお洒落をしたいと思った時に、
役に立てる様な店で在りたいと思っています。
「色々な模様が着物にある事を知らなかった」
普段着ている洋服だとあまり感じない、
でも和装洋装どちらでも相通ずるものがある模様や色の意味の入り口を知ってもらえたら、
こうして普段からコラムでも書いているような事が子どもたちにも通じたという事が、
何よりも嬉しい事です。
「あんな綺麗な着物、一回着てみたいです」
これもシンプルに嬉しい言葉!
先日、保育園で行われた七五三撮影会にて、
和装の体験をしてもらいましたが、
小学生対象とした和装体験も考えていくきっかけなのかも知れません。
「着物は厚いと知らなかったので驚きました」
今回足を運んでくれた7名全員には、
店に掛けてある着物や帯を自由に手に取り、触ってもらいました。
子連れのお客様がお見えになると、
多くの親御さんは、「触らないで!!」と子どもに注意をして下さいます。
店への配慮をしてくださり大変嬉しいですし、
我が家でも同じような事を子どもに言っています。
でも、「生地感」という言葉がある様に、
触ってみたからわかる事、
五感に触れるからこそ感じる何かがあるだろうと思っていますし、
それは大人以上に子どもの方が敏感な様に思います。
そんな「何か」を感じ、
知識や経験を深めるきっかけになったのなら嬉しいです。
以上、
7名の小さな探検隊たちのメッセージでした!!
改めて、子どもたちの感性の豊かさに驚かされるとともに、
自分自身も本当に勉強になる良いコメントをいただく事が叶いました。
皆さまもご覧になっていかがでしたでしょうか。
今後も同じような子どもたちに着物を身近に触れてもらえるような機会を
店としても創っていきたいですし、
この7名のコメントから色々と学び、繋げていこうと思います。
Sちゃん Tくん Kくん Mちゃん Kくん Mくん Hちゃん
そして引率して下さったY先生、
本当にありがとうございました!
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