干支の愛らしさをお太鼓に。「九寸名古屋帯 干支パッチワーク柄」
クリスマスが間近という事もあり、
それにピッタリな色柄を皆さまにご紹介出来たらと思いつつも、
少し飛び越して、新年に相応しいものをご紹介。
干支の愛らしさを、帯と共にお楽しみ頂けたらと思います。
九寸名古屋帯 干支パッチワーク柄
クリーム色の染めた地厚感のある帯生地に、
干支のパッチワーク柄を、円を描く様に施した九寸名古屋帯です。
季節感を感じる、着物の楽しみ。
それを存分に味わって頂きたいと思い、私は着物屋を商っていますが、
季節感が前面に出ている一品は、「その時」だけが旬のものなので、
仕入れをする際に売れ残った時のリスクを考えているのが、私の本音の心境(汗)
クリスマスは毎年必ずやってくるので、「来年に持ち越せば」と思えるのですが、
干支のものは、万が一売れ残ってしまったら、12年間棚に眠り続ける可能性大なので、
仕入れをする側としては、かなりリスキーだったりします(笑)
それでも、毎年干支のものは、必ず一点は仕入れをしている私。
ちなみに来年の干支「亥」のものは、
皆さまにご紹介する前に、行き先が見つかりました♪
さて、
話は本題の帯に戻して、
この帯はご覧のとおり一つの干支だけでなく、
十二支すべてをパッチワークで施し、一本の帯に仕上げたもの。
来年の干支は、こちらにあります。
ここにあるのは、十二支後半の六つのみ。
前半の六つはというと、
仕立てた時にこれの裏側に来る、「裏太鼓」に施されています。
結ぶときに、お太鼓部分をねじってもらえば、
どちらも使う事が出来ます。
それにしても、どの干支も愛らしさ100点満点!
京都の問屋さんで仕入れたものですが、
ここの問屋さんは、どれも小ロットの生産をされていて、
こうした細かな手仕事のものを色々と取り揃えてくれています。
同じ構図、同じ図案で制作したものでも、手仕事のものはひとつずつ味があり、
この帯のパッチワークたちも、どれもそれぞれに良い表情をしています。
ちなみに上の写真の戌は、前腹の柄。
片側は無地になっているので、帯留などで遊んでも楽しそうです。
愛らしさも、遊び心もありながら、手仕事ならではの上質な質感もあり、
大人な女性が着物を楽しむときの素敵なアクセントととして、
使って頂けたら何よりのこと。
季節と共に在る着物の楽しみを、帯と共にお楽しみ下さいませ。
《掲載商品詳細》
九寸名古屋帯 「干支パッチワーク柄」 180,000円(税別・反物価格)
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