和をたしなむ

2021.01.25更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

愛らしさと古典柄の良さをそのままに。「塩瀬九寸『ふくら雀』」

 

今日は塩瀬九寸をご紹介します。

 

 

昨日ご紹介をしました「唐花」と、

また違う個性を持った一本を。

 

愛らしさと古典柄の良さを、

味わって頂けたらと思います。

 

 

塩瀬九寸「ふくら雀」

 

 

愛らしくも艶やかな茜色の上に、

向かい合うふくら雀が二羽。

 

古典柄の良さ、塩瀬の良さを感じる、

そんな染め上がりになっています。

 

 

ふくら雀は縁起の良い古典柄で、

この柄自体が好きという方も多いはず。

 

その愛らしさを丁寧に染め上げています。

 

 

ふくら雀の体や羽にも、七宝や青海波、鹿の子が染めてあり、

お太鼓柄の脇には、竹(笹)も添えてある分、

フォーマルな印象を受ける仕上がりに。

 

 

今時分から、春に向けて無地や小紋の上に結んで頂くと、

一層華やかな季節感を、お楽しみ頂けるかと思います。

 

 

前腹の様子はこちら。

 

 

こちらはお太鼓柄の二羽が、

そのまま活かされた構図に。

 

 

笹が添えてある方が一層華やかに、

 

 

若草色のふくら雀の方が、

すっきりと結んで頂けます。

 

 

塩瀬九寸、染め帯は、製作ロットが少ない分、

最小では1本から染める事が出来ます。

 

また、糸目でも型染でも、

織では表現が出来ない微細な線を滑らかに表現できる分、

モチーフとなる柄のイメージや、

作り手の想いが繊細に表現されます。

 

 

それは、季節感も同様。

 

「今」の季節を楽しむ柄が多いのは、

染め帯のメリットだと思います。

 

 

結ばれる方の個性や、折々の季節感に合わせて、

自分らしいスタイルで、染め帯の世界をお楽しみ下さいませ。

 

 

掲載商品詳細

 

塩瀬九寸「ふくら雀」 99,000円(税込・反物価格)

 

ご購入はこちらから

 

塩瀬九寸「ふくら雀」

 

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