和をたしなむ

2026.06.27更新 -

手織りならではの生地感覚と上質感を楽しむ。「今、大人の浴衣 お勧めコーディネート紹介」

 

6月の特集!

 

《今、大人の浴衣》

 

6月30日(火)まで、

実店舗・オンラインショップともに開催をいたします。

 

詳しくはこちら

「今、大人の浴衣」開催いたします。

 

 

今週は大人の浴衣としてのひとつの選択肢、

 

「小千谷縮」

 

をご紹介いたします。

 

 

和装に限らず、幅広い用途で人気のある小千谷縮。

 

 

一言に「小千谷縮」と言ってもその種類は様々で、

 

織機で織り上げられた比較的大量に生産されているものから、

 

一反ずつ糸から吟味し、昔からの技法を大切にして織り上げられる、

工芸品レベルの手織りのもの、

 

そして、その中間にあるものまで、

 

産地にある機屋さんやメーカーさんは、

その需要に合わせて色々と工夫をされており、

 

お持ちになられるお客様も用途に合わせて、

色々な一反、お好みの一着をお選びいただいております。

 

 

織機織り(機械織り)や手織りというと、

とかくその技法に目が行きがちで、

手織りの方はすべて良いものだという認識がありますが、

 

それは色々な産地に足を運んで、生の現場を見てくると、

決してそうではない事を知れます。

 

 

織機織りは、手織りの良さを最大限に活かしながら、

人手が掛かる作業を機械に任せる事により、

均一なクオリティの製品を安価に、そして大量に作る事が出来ますし、

 

手織りは、熟練度の高い職人さんが、

織の一段一段、糸の一本を丁寧に見極めながら、

その一反が極上に仕上がる様に最大限の手間を掛ける事に特化しており、

 

どちらも同じ一反を織るにしても、

その目指すところは全く別のものであり、

 

機械織りが程度が低く、手織りが最高という事は、

一概に当てはまる訳ではありません。

 

 

それぞれの風合いや、

そのものにとって最適な用途の違いに合わせて、

お客様のお好みに合うものを選び、

それを心からお楽しみいただきたいというもの。

 

 

そんな事をご縁あったお客様と接客させていただくなかで、

一反ずつが持つストーリーをお伝えしていきたいと思っております。

 

 

 

ただ、この様なそれぞれの違いを知っておくと、

皆様自身の選択肢の巾が広がります。

 

 

 

そんなことを考えながら、

今日のお勧めコーディネート紹介はこちら。

 

 

 

 

着物 小千谷縮「手織り・ストライプ・おだきん製」

 

帯 麻九寸帯(名古屋帯)「工芸キモノ野口・朝顔・錆浅葱色」

 

 

すっきりとした縦縞が織り上げられ、

そのなかに使わている色糸も、

夏の涼感を引き立ててくれる色目が使われた小千谷縮と、

 

ご覧の通りの夏の季節感をそのままに感じさせてくれる、

朝顔の柄を染め上げた、麻の九寸帯との組み合わせです。

 

 

 

 

今日ご紹介しております小千谷縮は、

おだきんさんという小千谷地区の老舗の機屋さんが手掛けたもので、

織機織のものから、手織りのものまで、

幅広い製品を作り続けられております。

 

 

 

 

そのなかにあって、

こちらの一反は手織りで織り上げたもの。

 

 

もちろん、手織りにも色々とあり、

この一反は手織りのなかでも中程度のもので、

織り糸は織機織のものと同じようなものを使い、

それを丁寧に手織りで仕上げた一反になります。

 

 

 

 

この一反の良さと言えば、

品質と価格のバランス良いところ。

 

 

工芸品クラスの手織り小千谷縮とは違い、

糸の細さや織り上がりの柔らかさは一段落ち着いていますが、

 

それでも明確に織機織のものとは違い、

生地風が柔らかく、しぼ感も少なく、通気性も良いという特徴があります。

 

 

こうした風合いの良さと、価格のバランスは、

お客様にも好評。

 

そして、そうした手織りならではの風合いの良さは、

普段着向きな要素が高い小千谷縮ですがそれがあまり立っておらず、

 

帯合わせやコーディネートひとつによっては、

ちょっとした街着としても活用いただける、

とても重宝な一着としてお召しいただけます。

 

 

 

 

 

今回は麻同士の相性の良さ、

そして帯としての品格、加えて気軽さも考えて、

 

工芸キモノ野口さんが手掛けた、

朝顔柄の麻九寸帯を合わせてみました。

 

 

 

 

麻帯なので、ざくっとした生地感から普段着っぽさは感じますが、

それでも帯芯が入り仕立て上がると、

九寸帯らしい格調の高さも感じる一本となります。

 

 

そうした意味でも、

手織り小千谷縮に合わせてもらうと、

小千谷縮独特のカジュアル感は一歩控えて、

夏紬の様なすきっとした着姿を創り上げてくれます。

 

 

 

 

今回合わせた帯〆は、

朝顔の色に想いを馳せて、

赤色の入ったものをあわせてみました。

 

 

 

 

この帯〆をもっとフォーマル感のあるものに変えると、

また違った雰囲気をお楽しみいただけます。

 

 

この赤色はカジュアル感のある色目なので、

藤色や白色に変えてもらうだけで、

先に書いた様な夏紬のすっきりコーディネートへと変身をします。

 

 

 

小千谷縮の魅力、季節感を感じるコーディネート。

 

 

そうしたものを、

手織りならではの生地感覚やそれからくる上質感とともに、

これからの夏の季節、存分にお楽しみいただければ幸いです。

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちら》

※商品名をクリックしていただくとオンラインショップへ移行します。

 

小千谷縮「手織り・ストライプ・おだきん製」

176,000円(税込・反物価格)

 

麻九寸帯(名古屋帯)「工芸キモノ野口・朝顔・錆浅葱色」

99,000円(税込・反物価格)

 

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