2020.03.27更新 -
バッグ
拘りの逸品を手にする喜びを。「印傳屋 燻(ふすべ)合切袋」
私に限らず、男性の皆さまは、
何かにつけて「拘り」のあるものが好きではないでしょうか。
他よりも良いものや価格の高下というよりも、
自分だけが愛してやまない拘りが身の回りに在る事が幸せ。
そんな男性の皆さまの「お手元」を、演出してくれる一品をご紹介します。
印傳屋上原勇七 燻(ふすべ)合切袋
甲州印傳でその名が世界に知れ渡る名店だけが持つ、
伝統技術で仕上げた合切袋(信玄袋)です。
深みのある茶色の生地の上に、菖蒲が染め抜かれた一品。
甲州印傳といえば、
鹿革を丹念になめして、その上に漆で柄を置くのですが、
この一品はその漆を置く加工が施されていません。
柄の部分は、鹿革の元の色。
製造過程のなかで、漆を取り外してあります。
この燻(ふすべ)という技法。
私のつたない解説では、そのものの魅力が伝わりきらないので、
印伝屋さんがアップしていたYouTubeのリンクを添付します。
ご覧の通り一層丹念に鹿革をなめし、そのあと煙で燻す加工を加える事で、
この深みのある色が出来上がります。
8回近く燻す加工がされているので、その匂いも製品には移っています。
分かりやすく言えば、「正露丸」の香り。
嗅いでいるだけで健康になれそうで、
私は時々、燻に合切袋が恋しくなります(笑)
苦手な方もご安心を。
使っていれば、数日でその香りもなくなり、
風合いが一層良く楽しめる様になります。
印傳自体、一生使える逸品ですが、
その中でも拘りのあるものがあると、
着物のお出掛けも楽しくなるというもの。
皆様もそんな逸品と共に、素敵なひとときをお過ごし下さいませ。
《掲載商品詳細》
印傳屋 燻(ふすべ)合切袋 70,000円(税別)
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