和をたしなむ

2025.02.03更新 - 店紹介

春まだ遠し いな近し

 

2月第一週目の壁面ディスプレイ。

 

 

大衣桁での絵羽物の陳列は1月きりと思っていましたが、

思う事があってこの訪問着を掛けたくなり、

このような雰囲気と相成りました。

 

 

 

 

しだれ桜を染め上げた訪問着を中心に据え、

両脇は美濃幸好み紬コーディネートを男女ともに。

 

 

シックな色目の中に、

春の華やかさを感じていただけるようにと心掛け、

コーディネートをつくってみました。

 

 

 

中央の訪問着はしだれ桜を染め上げた一着。

 

 

 

 

明日から寒気団が入ってきて寒くなるという予報もあり、

桜の季節まではまだまだ月日がありますが、

 

立春を迎えたという事もあり、また思う事があったので、

少し先どりの桜満開をお知らせしてみました。

 

 

 

 

薄墨桜の様な、

満開になっても桜色というよりも白色に近い、

柔らかなモノトーンを感じさえてくれる地色と挿し色ですが、

桜が持つ華やかさと可憐さを染め上げた逸品。

 

 

 

 

桜の花は着物に染め上げるものの定番中の定番ですが、

これほどまでに桜の魅力を染め上げた訪問着には、

なかなか出会うことがないと私は感じています。

 

 

 

シックな地色なので、

春の観劇などでも場の雰囲気を引き立ててくれる一着に。

 

 

 

春まだ遠し。 いな近し。

 

 

そんな待ち遠しい感情を呼び起こしてくれる、

立春に相応しい一着となりました。

 

 

 

陽気高まる春を健やかにお過ごしくださいませ。

 

 

 

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京友禅訪問着「しだれ桜」

385,000円(税込・反物価格)

 

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