晴れやか席に背筋を伸ばして向かう本袋帯の着姿「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~ お勧めコーディネート紹介」
28日(金)まで、
美濃幸好みの帯たちが勢揃いします
開催中です!!
詳しくはこちら
→春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~ 開催します。
今日は豪華な袋帯をご紹介。
川島織物さんが手掛けた本袋帯に、
京友禅の附下を合わせてみました。
かちっとした、正統派の礼装スタイル。
普段はカジュアル傾向の強い当店なので、
「美濃幸はこんなコーディネイト紹介も出来るの!?」と思われる方も、
もしかしたらおられるかもしれません(笑)
少し横道に逸れますが、
きもの美濃幸は私で三代目。
ただいま創業88年目を過ごしております。
祖父の頃は時代もあり礼装一辺倒の店で、
「帯は川島、染は千總」という感じのラインナップだったそうで、
そうした時代を過ごしてきたこともあり、
当時からお世話になっているお客様の箪笥を見せていただくと、
今ではなかなかお目にかかれない染織の逸品があったりします。
「めちゃくちゃ高かったんだけどこれが良かったんだわ!」
とは、当時からのお客様の弁。
きもの専門店として大変有難いお褒めの言葉として、
私もそのように言ってもらえるように日々励んでおります。
その様なバックボーンがあるので、
意外と礼装向きの頃も得意な私たち。
美濃幸好みのフォーマット着物をお求めの際は、
ぜひ気軽にご相談くださいませ。
さて、こちらのコーディネート。
帯は先述の通り、
西陣織の名店「川島織物」さんが手掛けた一本で、
本袋帯になります。
本袋帯とは、その名の通り「袋状」に織り上げてある帯の事。
多くの袋帯は、表生地と裏地を別々に織り上げ、
それを縫い合わせて製品としていますが、
こちらの一本は表裏一体、袋状に織り上げて一本の帯を作るので、
帯端もすっきりとした仕上がりとなっています。
織り上げる柄は鳳凰と獅子が樹下で向かい合い、
それを円満な円文「遺宝円文」という文様で、
本袋帯に相応しい格式高い織り上がりとなっています。
帯柄や雰囲気がかなり豪華さがある分、
コーディネートする帯締めは出来るだけ馴染みの良いものを選びつつ、
かといってここが負けてしまうと締まりのない着姿になってしまうので、
もっちりと厚みのある、龍工房さんが手掛けた一組を合わせました。
今回のコーディネートのような、
しっかりとした柄付けの附下げに合わせて、
これからの時期には卒業式や入学式などに結ぶ一本として活躍してくれればと思います。
ハレのきものや礼装きものはどうしても出番が少ないので、
普段から着物を着慣れている方であっても、
コーディネートや取り合わせは色々と悩むものです。
そうした時に、自分が自信をもって使える帯があるだけで、
その時の着姿が一層映え、背筋が伸びた着物姿を創り上げてくれます。
これからそうした席や場面が増える頃。
皆さまも心身ともに晴れやかな着姿とともに、
素敵なひとときをお過ごしくださいませ。
《掲載商品のご購入はこちら》
※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。
385,000円(税込・反物価格)
※附下と帯締めは参考商品です。 別途お問い合わせくださいませ。
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