先週末の真夏の様な気温が来たと思いきや、

今日は朝から涼しくも雨降る一日。

 

 

日一日と気候が移ろう事、春から夏に移ろうとしている事を、

毎朝、ランニングする度に感じています。

 

 

ゴールデンウィークが近づき、

そろそろ浴衣の季節が到来。

 

多くの方にとって「浴衣＝夏」と連想されるように、

それだけで夏の到来が待ち遠しい気持ちになりますが、

注染の浴衣など職人仕事で仕上げるものは、

毎年制作することに苦心されているとの事を耳にしています。

 

 

注染などの工場の多くは、東京と静岡にあるのですが、

どこの染場も職人の高齢化が進んでおり、

 

毎年毎年、腕のいい職人が引退をされたり、

またご高齢による病気や怪我で仕事ができなかったりと、

 

そうした事に直面するたびに染め工場も動きが止まり、

結果、店に届く納期が遅れたりしています。

 

 

 

浴衣は先述の通りの時期物なので、

出来れば４月頃、遅くともゴールデンウィーク過ぎには、

注文したものが店に届き、皆さまにご披露したいと思っているので、

 

納期が遅れるとの連絡があると、

やきもきする気持ちが出てきますが、

 

半面、職人さんの事を思うとそれが現実であることを実感し、

未来の事を思うと焦らず着実に取り組んで欲しいと願うばかりです。

 

 

 

 

いつ頃、美濃幸好みの夏色は揃うでしょうか。

 

 

また店に届きましたら、

皆さまにご覧いただくようにしますので、

どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。