男のきものを嗜む。「今年の着姿をまとめてご紹介!」
年の瀬も近づき、
今年は年賀状の準備も早くから始め、
年末の営業はゆったりした気持ちで過ごせたらと思っています。
きもの美濃幸は実店舗のある着物屋。
でも、こうして日々HPを更新し、コラムを書いている様に、
webから繋がるご縁もとても多く、
毎日私が向かっているPCには、色々なデータが貯まっていきます。
先日、ふとデスクトップを整理していたら、夏頃からの私の全身姿写真が多数あり、
そのままゴミ箱行きでも良いのですが、折角なのでまとめてアップしてみます!
写真は、6月~11月頃までのもの。
なるべく時系列に、季節を追うごとに並べてみました。
では、スタート!!
「アイスコットン×綿角帯」
「小千谷夏紬×紙布角帯×紋紗羽織」
「藤井絞 綿たつ巻き絞り×からむし角帯」
「小千谷縮×紙布角帯」
「アイスコットン×八重山ミンサー角帯」
「単衣 米沢御召×博多織角帯」
「小千谷紬×洛風林角帯」
「久留米絣 作務衣」
「織司なかむら 御召×博多織角帯」
「小千谷紬×荒磯模様角帯」
以上でした♪
こうしてまとめてみて感じた事は、
季節問わず、小千谷のものを好んで選んでいるなと思いました。
小千谷で織られたものの良いところは、
品質と価格のバランスが良いところと、モダンな配色のものが多いところ。
日常使いには有難い価格帯かつ、日常使いに耐えうる品質が備わっていて、
とても使い勝手が良く、また結構モダンな配色のものもあり、
これも日常使いには最適なポイント。
小千谷縮や片貝木綿、小千谷紬など、
織物の産地として活発に活動され、流通が動いている事が、
ものつくりの刺激になっているのだと、私なりに思います。
山形県米沢も同じような感じがする産地だと思います。
そして、並べてみると感じる事は、
あまり変わり映えのしない色が多いこと。
いつもコラムでは、
「個性を感じる色」
とか書いていますが、
その割には変わり映えがないなと、少し反省をしています。
長着の色は、どうしても限られますが、
帯の色をもっと上手に取り入れて、見た目のアクセントを作れば良いなと、
こうして客観的にみると感じます。
これは来年に向けての課題。
引き続き、私の着物姿を皆さまに参考にして頂ける様、
自身が一番勉強して、自分らしい男のきものコーディネートを、
作っていきたいと思います。
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