和をたしなむ

2024.08.08更新 - コーディネート紹介

白衿と白足袋が似合う、遊び心と品格を兼ね備えた小千谷縮コーディネート。

 

31日(土)まで、

実店舗&オンラインショップ同時開催!

 

『小千谷縮&男性向けゆかたサマーセール』

 

開催中です。

 

「七五三ご相談会」に加えて、

夏の普段着「小千谷縮」と小粋な「男性向けゆかた」を対象とした

20%OFFになるサマーセールを開催中です!

 

 

 

昨日は七五三のコーディネートをご紹介しましたが、

日替わりでのご紹介となるので、

今日は美濃幸好みの小千谷縮コーディネートをご紹介。

 

 

 

フォーマルかと思いきや、翌日はカジュアルとなり、

180度振れ幅のあるご紹介となりますが、

どちらも「美濃幸好み」には変わりのないものばかり。

 

 

どうぞお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます♪

 

では、

 

今日の美濃幸好み小千谷縮コーディネートはこちら!

 

 

 

オレンジとスカイブルーのバイカラーを、

太縞にて織り上げられた個性的な小千谷縮。

 

 

京都の紬問屋さんが別注で数反だけ作られたもので、

毎年ここの小千谷縮は楽しみにしています。

 

 

 

その小千谷縮の個性を受け止めつつ、

思わず笑みを浮かべたくなる遊び心あふれる、

網代に魚模様を染め上げた九寸帯を合わせてみました。

 

 

 

こちらの一本は、

京友禅の名店「染の川勝」さんが手掛けた九寸帯。

 

 

川勝さんの本流は、正統派の京友禅。

 

 

琳派を旨とした本格的な古典を今なお製作されている、

我々にとって大変貴重で有難い染屋さんのひとつな訳ですが、

 

その視点からすると、

この一本は亜流の様にも思えますが、それは否。

 

 

正統派、王道を作り続けているからこそ、

こうした遊び心をもった帯を、

本気の遊びをもって製作できるのだと私は思います。

 

 

 

 

水彩画の様な雰囲気で、

波間をただよう魚たちを描き、

目は刺繍が施され、

鱗もひとつひとつ違う古典模様を染め上げています。

 

 

楽しくも、品のある仕上がり。

 

 

また帯の地色と小千谷縮のスカイブルーがとても相性良く、

すんなりとのせる事が叶いました。

 

 

 

 

そして最後、

この二色をオレンジに近い色目の橙色の帯締めが、

すべてをまとめ上げてくれました。

 

 

 

小千谷縮に合わせる帯となると、

八寸帯の方がしっくりくるように思います。

 

 

麻の八寸帯などは最良。

 

 

そうすればより一層、

小千谷縮のカジュアルさをお楽しみ頂ける様になりますが、

反面、こうした九寸帯を合わせると少しフォーマル感が増し、

白の半衿や白足袋が映えるコーディネートに仕上がります。

 

 

どちらも夏の普段着としておすすめですが、

しっかりとした観劇やホテルでの会食など、

きちんと感をコーディネートで出したいのであれば、

九寸帯にされるとその雰囲気は仕上がります。

 

 

 

普段着としての小千谷縮。

 

九寸帯ではありますが、遊び心をもった帯。

 

絶妙に合わさった、美濃幸好みのコーディネートになりました。

 

 

 

夏の涼感と遊び心を共に愉しむコーディネート。

 

季節を感じながら、

素敵なひとときをお過ごしくださいませ。

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちらから》

※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

 

小千谷縮「バイカラー・3寸段縞」

88,000円(税込・反物価格)

 

 

 

九寸帯(名古屋帯)「染の川勝・横網代魚・単衣~夏向き」

198,000円(税込・反物価格)

 

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