2018.01.31更新 -
徒然なるままに
真冬にみる 夏色の世界。
一月も早いもので、今日が最後の一日。
「あけましておめでとうございます!」と、
ついこの前に言った気になっていましたが、2018年も一か月が過ぎました。
そんな月末の何かと忙しい時間を割いて、
商品が保管してある部屋にこもり、浴衣と夏物の検品をしています。
「こんな寒いのに夏物!?」と、お思いの方も居られると思いますが、
来月二月は、京都の各問屋さんで「夏物の受注会」が開かれ、
各社の会場は、夏色一色に染まります。
似たようなものが増えない様に、
きもの美濃幸らしい色柄の中でも、少し目先の変わったものを掴める様に、
一反ずつ巻きを解きながら、色柄を把握していきます。
また把握すると共に、目と心を、夏色に慣らしておく事も大切。
色というものは、光の強さや気温で見え方や感じ方が変わり、
今とは真逆の季節の一品を選ぶためには、
選ぶ本人である私が、その夏色に慣れておく必要があります。
実際に色を見てみても、藍色は袷の物とは全く違う、
浅くて、鮮やかな色合いですし、
灰色も、ブルーが強く、クールな色合いに染まっています。
明日二月朔日は臨時の定休日を頂き、
朝から京都に足を運び、夏色を存分に感じる一日になります。
ご来店の皆さま、コラムをご覧の皆さまにお楽しみ頂ける、
きもの美濃幸らしい夏色に出会えることを今から楽しみに、
気張って一日、選品をして参ります!
2018年のきもの美濃幸の夏色を、楽しみにお待ちくださいませ♪
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