祈りと願い。「夏八寸帯(夏名古屋帯)「まこと織物・すくい織り・七夕梶の葉」」
本日、令和7年7月7日は、30年ぶりに七が三つ揃うスリーセブンだそうで、
縁起を担ぐ我々にとっては、それだけで気分よく過ごせるというもの。
「この酷暑もなんのその!」と、まではいかないものの、
七夕の一日が例年に増して特別な一日の様な心地でおります。
それは皆さまも一緒の様で、
全国各地の役場では婚姻届を提出する方が多く大変混雑をしているとの事。
男性婚姻届経験者の私からすると、
今日の様な絶対に忘れない日にちに提出をしておけば、
後々生まれるやもしれぬ夫婦間の些細な禍根を未然に防ぐことが出来るなどと考えてしまうあたり、
七夕の情緒もへったくれもないのですが、
それにしても、今日という一日が、
結ばれた多くのお二人にとって最良のものであり、
一生忘れえぬ大切なひとときとなればと、願うばかりです。
そんな日に掛ける一品はこちら。

掬い織りの名店、まこと織物さんが手掛けた、
七夕の一本になります。
詳しい解説はこちら
→七夕への切ない女ごころを込めた一本を。「夏八寸・まこと織物・すくい織り・七夕梶の葉」
添付しましたコラムをご覧いただくと詳しい解説がされていますが、
こちらの一本は、七夕の事を詠んだ古今和歌集の一句を題材に織り上げたものです。
― 久方の あまのかはらのわたしもり 君わたりなば かじかくしてよ ―

千年以上前に詠まれた一句なのですが、
とても切なく、胸にぐっと迫る何かを持ったものがあります。
先月まで奈良国立博物館で開催されていた「超国宝」に足を運び、
私自身が何よりも深く想い、強く感じた事は、
「願うこと」や「祈ること」は不変なものであるという事です。
千年前の過去であっても、千年後の未来であっても、
どれほどまで大きな権威と権力を持った人であっても、
目の前の愛するひとりに想いを寄せ、
その人がただただ幸せになれる様にと願う気持ちや、
そうした願う未来に向けて首を垂れ、手を合わせて祈る気持ちは、
今を生きる私たちがしている事と寸分も変わらぬものであり、
その様な思いやる心にこそ、
私たち人が人たる所以なのかもしれないですし、
そのささやかな心を決して忘れてはならないのだと感じました。
七夕の一夜。
一組一組の想いが紡がれていき、
梶の葉に託した願いが叶う、素敵な一夜となります様に。
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夏八寸帯(夏名古屋帯)「まこと織物・すくい織り・七夕梶の葉」
286,000円(税込・反物価格)
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