和をたしなむ

2025.10.29更新 -

秋冬に心地好い色と素材感を持ち合わせた無地紬の魅力を。

 

 

31日(金)まで、

 

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秋冬に色・素材感共に心地好くお召しいただける、

無地紬が二反、入荷をしました。

 

 

 

 

無地紬は、最近の和装のドレスコードのなかにあって、

とても重宝にお召しいただける素材。

 

 

ひと昔前ですと「紬」というだけで普段着扱いとなり、

カジュアルにしかお召しいただくことが難しかったのですが、

昨今の洋装中心のなか、またその洋装もカジュアルダウンしているドレスコードもあり、

ビジネススーツの様な感覚で幅広い用途でお召しいただく事が出来ます。

 

 

 

 

私の場合で言いますと、

 

子どもの七五三・入学式・卒業式・パーティといった、

男性であればスーツ着用の場面であれば大体問題なく着こなせますし、

 

お客様のなかには、

ご子息様の成人式に袴をつけて出席された方もおられました。

 

 

「紋付袴が一番なのは分かるが、他に着る機会がない」

 

「せっかくなら、成人の祝いとして長く着れる無地紬の贈ってあげたい」

 

との事。

 

至極納得してお見立てをさせて頂いたことがあります。

 

 

 

無地紬の長着と羽織があれば、身内のご結婚式などの最礼装を抜いて、

結構な場所にも行けるというのが、私が日々着物に袖を通していての実感。

 

 

帯合わせや半衿の選び方、小物の選び方で、

カジュアルからセミフォーマルまで幅広くお召しいただく事が出来る、

一着あると本当に便利な着物になることでしょう。

 

 

 

 

さて、そのような便利な無地紬。

 

今日は二色をご紹介します。

 

 

どちらも京都の老舗問屋「千切屋」さんが小千谷の機屋さんとともに、

何十年にもわたってオリジナルで製作されてきた紬生地で、

「縹紬」の名で作り続けられております。

 

 

 

 

織機織ならではのパシッとした生地感と、

反面、そうとは思えないもっちりとした風合いが魅力的な織り上がりとなっています。

 

 

 

 

お色は、煤色と小豆鼠色の二色。

 

どちらも茶系によった色目で、その濃淡となりますが、

オリジナルで製作されただけの事はある、こだわりのある色となっています。

 

 

煤色はベージュ色に近い薄色に。

 

 

 

 

柔らかな色目で、

大人の色艶を感じさせてくれる雰囲気が魅力的。

 

 

濃い色が多い男性向けの着物の中に在って、

明るい色目は一色華やかさがありながらも、

甘くなり過ぎない色遣いが着やすい一着に仕上がります。

 

 

 

 

 

濃い色は、小豆鼠色の一反。

 

 

 

 

焦げ茶系の色目に、薄っすらと赤色が織り込まれた色目になります。

 

 

 

 

こちらは男性向けの紬に多い濃い色になりますが、

黒色・濃紺色・濃緑色の様な一般的な色目ではなく、

光の当たり方によって見え方が変わり、

どこか小豆色に由来する赤味がかった焦げ茶色は着手の個性を引き立ててくれます。

 

 

 

 

こちらの無地紬は、袷にしても良し、単衣にしても良し。

 

 

袷であっても単衣であっても、さらっとした生地感が良く、

適度な重量感があるので、裾もすとんと落ちるスマートな着姿を創り上げてくれます。

 

 

 

そして、男性向けの広巾紬生地ではありますが、

このこっくりとした色目が女性にも人気で、

今までもこの無地の縹紬をお仕立てされた女性のお客様は、

何名様もおられます。

 

 

 

性別を問わず、TPOを問わず、

幅広い皆さまや用途でお召しいただける、

無地紬の魅力。

 

 

 

この秋冬に向けて、お好みのお色で一着誂えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちら》

※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

紬「縹紬・男性向け広巾・無地・煤色」

110,000円(税込・反物価格)

 

 

 

 

紬「縹紬・男性向け広巾・無地・小豆鼠色」

110,000円(税込・反物価格)

 

 

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