純国産の有松鳴海絞浴衣と八重山ミンサー半巾帯との相性の良さを。
7月も最後の一日。
夏の風物詩である浴衣のご注文も最終コーナー過ぎて最後の直線、
ゴール間際といった様相です。
当店は仕立て上がりの吊るし浴衣は置いておらず、
すべて反物から誂える浴衣のみ。
着物の事をご存知ではない方であっても、
お仕立てには日数がかかる事は分かって下さるので、
それを考えるともう浴衣商戦は終わりといっても過言ではありません。
ただ東海地区は、
日本3大盆踊りのひとつである「郡上おどり」があり、
それは9月一週目まで開催がされているので、
反物からの誂え浴衣であっても、
間際になってからお問い合わせをいただく事もちらほら。
私としては、吊るしのプレタ浴衣ではなく、
お一人様ごとの寸法や体格に合わせた一着の方が、
断然着心地も良く、着崩れをする事も少ないので、
盆踊りの様な動きの中でお召しになるのであれば、
一層、誂えの浴衣をお着せしたいと思っております。
日数も、和裁士さんも限りはありますが、
ご相談いただいたからには出来る限りご対応したいと思っておりますので、
郡上おどりで誂え浴衣デビューをしたいとお思いの皆様は、
どうぞ気軽にお問い合わせくださいませ!
もちろん、郡上おどり以外でも大歓迎です♪
さて、
郡上おどりの様な盆おどりに心地よい、
有松鳴海絞り浴衣も残すところわずか数反。
当店が扱っている「純国産有松鳴海絞浴衣」は、
生地感も良くしっかりとした木綿生地は汗を吸ってくれ、
水洗いするほどに風合いが増していきます。
純国産の有松鳴海絞浴衣は、
私も毎年夏になると袖を通し、今日も汗かきながら着ていますが、
事前にしっかりと水通しをしておけば、
ご自宅でのお洗濯が出来ます。
汗をかき、それを浴衣生地がいっぱいに吸い、
ずくずくになったものを自宅で洗濯をし、物干し竿に干していると、
一夜でしっかりと乾き、次の日には一段と柔らかになった生地感を、
快適にお楽しみいただけます。
洗いざらしの浴衣生地は、本当に気持ちが良いもの!
括りから染色、解きから仕上げと、
数々の工程を経て出来上がる純国産の有松鳴海絞浴衣は、
生地がしっかりとしていないと穴が開いてしまうので、
尚更、そうした洗いざらしの心地好さを楽しんでいただける
最良の一着に仕上がります。
合わせる帯は沖縄の織物「八重山ミンサー」の半巾帯。
この一本は珍しい白色を基調として織り上げたもので、
この色目が藍色の浴衣にはベストマッチと言えるほど馴染みます。
帯のなかにある縞柄もシンプルな色目でおさめてあるので、
一層、藍色との馴染みが良く見えます。
そうした色目はもちろんのこと、
ミンサー半巾帯は木綿織物ならではの結び心地と締まり感が良く、
盆おどりの様な激しい動きであっても安定感ある締め具合となります。
一度結んでいただくと解けにくく、
また薄手なので軽やかにお過ごしいただける一本に。
写真の様に、女性も貝ノ口に結んでいただき、
小粋な着姿をお楽しみいただけたら嬉しいことです。
夏本番を楽しむ浴衣姿。
気候が気候ですのでどうぞご無理はなさらず、
その日の天気と体調と相談をしながら、
皆さまも自分らしいスタイルとともに、
素敵な夏のひとときをお過ごしくださいませ♫
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115,000円(税込・反物価格)
145,000円(税込・反物価格)
39,000円(税込・反物価格)
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