「きもの美濃幸サロンコンサートVol.２６」

 

昨日、３５名のお客様とともに、

水野貴文さんが奏でる素晴らしい音楽の世界を堪能いたしました。

 

 

休憩を含めて、約２時間もの時間、
暑い中、多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました！

 

 

 

通常はきもの屋の店内ですがこの日だけは一転、

サロンコンサート会場となった一日。

 

 

当店は不思議と音の響きがとても良く、

今まで演奏された皆様からもお客様からも、

とても心地好い時間が過ごせると評判をいただいております。

 

 

 

最前列で、ピアノとの距離は１メートルほど。

 

 

 

 

今回のプログラムは下段に記載しましたが、

本格的なクラシックの真髄を、

この間近の距離感で体感されたお客様からは、

 

「凄い迫力！」

 

「この距離感で音楽を聴ける事はめったにない」

 

「思わず涙が溢れた」

 

といったお声を掛けていただきました。

 

 

家庭用８８鍵盤のアップライトピアノとはいえ、

この距離感でプロのピアニストの演奏を聴ける事はまずなく、

またこのピアノのこけら落とし公演でもあったので、

幾ばくかの不安はありましたが、それはすべて杞憂なこと。

 

 

水野さんが素晴らしく弾きあげてくださいました。

 

 

水野貴文さんの創り上げる音楽の世界には不思議な力があります。

 

技術的な上手さはさることながら、

人を魅了する才能を持ち合わせており、

皆様が自然と水野さんが創り上げる音楽の世界へと引き込まれ、

終演の頃には素晴らしい一体感溢れる空気感となった事が何よりも嬉しい事でした。

 

 

ここで備忘録も含めて、

昨日のプログラムをご紹介いたします。

 

〈J.S.バッハ〉

・カンタータ 「主よ、人の望みの喜びよ」BWV１４７(ヘス編曲) 〈ベートーヴェン〉

・ピアノソナタ第 8 番「悲愴」ハ短調 作品 １３

〈ショパン〉

・ノクターン第 ２番 変ホ長調 作品 ９-２

・ワルツ第 ５ 番 変イ長調 作品 ４２

・ポロネーズ第 6 番 「英雄」 変イ長調 作品 ５３

休憩

〈リスト〉

・愛の夢 ３ つのノクターン 第 ３ 番 S.５４１/３ R.２１１ 変イ長調

・ハンガリー狂詩曲 第 １２ 番 S.２４４/１２ 嬰ハ短調

〈ドビュッシー〉

・ベルガマスク組曲より 月の光

・「映像」第 ２ 集より 金色の魚

・前奏曲集 第 １ 集より 音と香りは夕暮れの大気に漂う

・前奏曲集 第 １ 集より アナカプリの丘

・喜びの島 イ長調

and more♫

 

 

クラシックをよくご存知ではない方も、

きっと聞き覚えのある名曲ばかりですし、

そうした曲目だからこそわかる、水野さんが奏でる音楽の違いを、

どなた様も感じられた事と思います。

 

また、そうではなくマニアックな曲目であっても、

ひとつひとつ丁寧にその曲が出来た背景などを解説して下さり、

それもあって音楽の世界に引き込まれていったように思います。

 

 

 

 

 

終焉後の今は、この素晴らしい音楽の余韻に浸りつつ、

でも気持ちは次のサロンコンサートへ！

 

 

アップライトピアノが来てくれた事で、

ここで演奏したいジャンルの幅が広がり、

私の妄想も更に広く拡がっております。

 

 

 

では、次回の開催でも皆様にお会いできます様に。

 

誠にありがとうございました！！