和をたしなむ

2024.08.28更新 -

素材感や風合い、お色を合わせた夏の季節感をお楽しみくださいませ。「男性向けゆかた&小千谷縮サマーセール」

31日(土)まで、

実店舗&オンラインショップ同時開催!

 

小千谷縮&男性向けゆかたサマーセール

 

開催中です。

 

 

「小千谷縮&男性向けゆかたサマーセール」は、

夏の普段着「小千谷縮」と小粋な「男性向けゆかた」を対象とした

20%OFFになるサマーセールです!

 

 

 

先週から男性向けのコーディネート紹介が続いておりましたので、

今日は小千谷縮の女性向けコーディネートをご紹介します。

 

 

盛夏の普段着着物として愛用されている「小千谷縮」。

 

 

 

『小千谷紬はいつまで着ても良いの?』

 

 

は、

多くの着物ファンを悩ませる夏の課題でありますが、

 

私の感覚すれば、

あくまでも縮みの麻は普段着の範疇にあるものなので、

「着たい時に着ればいい」と思っています。

 

 

恐らく今年もいつまでも続く酷暑の残暑となる事でしょうが、

35度も超える気温のなか、

9月だからといって単衣にしか袖が通せないということは、

実にナンセンスなこと。

 

 

ご結婚式やセレモニーなど、

相手がある場所では話は違ってきますが、

Tシャツやデニムと同等の小千谷縮であれば、

気候や体調に合わせてお召しいただければと思いますし、

そんな当たり前のことが当たり前の様に出来る様に、

私たちきもの専門店が率先して行うべきだと考えています。

 

 

このお話しは、きりがなくなるので、

またこれに特化したチャプターをつくり語ろうと思いますので、

また引き続きご覧くださいませ♪

 

 

 

 

さて、

 

小千谷縮コーディネートをご紹介!!

 

 

 

 

麻特有の透明感ある白地に、

エメラルドグリーンやスカイブルー、レモンイエローといった

どこか洋のエッセンスを感じさせてくれる織り糸で仕上げた小千谷縮。

 

 

今や数軒となってしまった、

小千谷で織物業をされているおだきんさんが手掛けた一反で、

丁寧な手織りがなされています。

 

 

 

 

多く出回っている小千谷縮というと、

機械織りがそのほとんど。

 

 

手織のものは私たちであってもあまり見かける事もなくなってきましたし、

見かけるもののほとんどは工藝レベルの一反ばかりで、

もちろんそうした一反はとても小千谷縮とは思えない、

滑らかな質感を持った織り上がりとなっているのですがお値段もそれ相応。

 

 

この一反の様に、

夏の普段着着物として、日常遣いが出来るクオリティをもち、

気兼ねなくお召しいただける価格帯のものは、

意外と珍しいものとなっています。

 

 

 

 

麻独特のシャリ感はありますが、

そのもう一段奥にあるしっとりとした滑らかさ、

手織りならではのもの。

 

一味違う質感が、

その色目とともに真夏の涼感を与えてくれます。

 

 

 

今回合わせた帯は、

京都にある栗山工房さんが手掛けた、

インドシルクを使い織り上げた夏〜単衣向きの九寸帯。

 

 

 

 

地色はシックなベージュ系のお色ですが、

柄の染め色は栗山さんらしい見ているだけで元気がもらえる染め上がり!

 

 

オレンジ色やエメラルドグリーンの使い方がとても上手く、

影絵の様な花の茎の黒色とのコントラストが、

夏らしさと楽しさを感じさせてくれる仕上がりとなっています。

 

 

 

 

サマーセール期間中の今からお仕立てをすると、

いつまで着ても良いとはいえ、流石に来年用となる事でしょう。

 

 

常夏の国でお召しになる方なら、

まだまだ今年は何度も袖が通せそう!!(笑)

 

 

どこで、どの時にお召しになるにしても、

素材感や風合い、お色を合わせた夏の季節感を、

どうぞお楽しみくださいませ。

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちらから》

※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

 

小千谷縮「手織り・ストライプ・おだきん製」

176,000円(税込・反物価格)

 

 

 

九寸(名古屋帯)「栗山工房・ムガシルク・唐花円文」

99,000円(税込・反物価格)

 

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