絵絣紬の暖かな風合いと存在感をお楽しみください。「最大30%OFF!歳末セール お勧めコーディネート」
15日(日)まで
「最大30%OFF!歳末セール!!」
を開催いたします。
詳しくはこちら
今回の歳末セールでは、
2024年の一年間、SNSやオンラインショップにおいて反響が高かった商品や品目をピックアップして、
そのお品たちを感謝を込めての謝恩価格にてご提供いたします。
「一年間の感謝を込めて」
というコンセプトにぴったりの内容。
オンラインショップではすでに謝恩価格にてご提供中ですが、
それに至る私の想いなどもこれからのコラムにて、
お伝えしていこうと考えております。
当店の人気と言えば「紬」。
日常の延長線上にあり、
洋装とは違う心持ちや少し背伸びをした様な気持ちにさせてくれる
私も大好きな品目のひとつです。
ただその紬を作るものづくりの現場を見ていると、
二極化、というよりも工芸品クラスの一極化が進んでいる様に感じています。
いわゆる「値頃で風合いの良い手織り紬がなくなっている」ということ。
織機織の手頃なものは若干残っていますが、
それも今の生産反数を維持するのはかなり困難なことであり、
産地・職先さんの尽力と想いがあって、
今も辛うじて残っているというのが本音だと感じています。
後継者問題・産業の輸出・経済問題・文化の継承
等々、
ものづくりがままならず、着物離れが進んでいる現状において、
これは仕方のない事ではありますが、
やはりとても残念なことであり、
それに対して微々たることしか出来ていない自分に、
悔しく思う事もあります。
先にも書いた様にきもの美濃幸の想いは、
「日常の延長線上にある、ちょっと背伸びをして楽しむ着物」
と共に在り、
日常のなかで気軽に扱い、永く袖を通す事の出来るような紬らしい紬を、
産地の皆さまや、その想いに共感してくださるお取引先様と一緒になり、
これからもきもの美濃幸らしさに載せてお届けしたいと思っています。
そんな今日の一品は、
今は珍しくなった「絵絣紬」の一反。
黄色に近い山吹色の地の上に、
薔薇の花たちを織り上げた一反で、
今年一年間のオンラインショップ訪問者数・閲覧数ともに上位にある一品になります。
写真を撮ったのがかなり前で、
今回ご紹介するにあたり改めて写真を撮り直して、
気分新たにオンラインショップで掲載をしております。
手紡ぎの糸を使い、丁寧に織り上げた一反。
最近の紬というと、
無地・縞・格子柄がほとんどで、
こうした柄を織り上げた「絵絣紬」自体が、
ほとんど生産されていないのではないかと感じています。
木綿織りであれば、
弓浜絣や久留米絣では絵絣は残っていますが、
正絹紬ではほぼ皆無。
ひと昔前であれば当たり前に存在していたこの一反も、
今や貴重な一反となりました。
先にも書いた様に、
紬というと普段着でもあり街着でもある、
両方の側面をもった着物になりますが、
こうして柄が付けてあるだけで、
ぐっと華やいだ雰囲気となり、
帯次第では街着に軸足を置いたお召し方が楽しめます。
「ちょっとした着物」として、
心留まった皆さまにお楽しみいただければ、
何よりも嬉しい事です。
とはいえ、
なんでこの一反がそれほど多くの方に御覧いただけたのか。
いろいろと考え、お客様にもその話をしたら、
「黄色に薔薇」って、
どこかディズニープリンセスを連想させるからではないかという、
ひとつの答えが見つかりました♪
確かに!
私も好きなあの作品のヒロイン。
日常の延長線上にある着物が好みの方、
また知性と勇敢さ、そして深い愛情を持ち合わせた
発明家の娘の事を想うお人がおられましたら、
ぜひご覧くださいませ♫
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※商品名・写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。
124,000円(税込・反物価格)
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