和をたしなむ

2021.06.01更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

色と織が相なす、夏の品格と涼感を。「夏八寸『捩り織・若草色・市松模様』」

 

先週のコラムで、

チェック柄の小千谷縮に帯を合わせて、

美濃幸好みのコーディネートをご紹介しました。

 

先週のコラムはこちら

小千谷縮(男女)のコーデポイント紹介

 

 

そちらでコーディネートした帯を、

男女それぞれ、詳しく紹介したいと思います。

 

 

昨日の男性向けの角帯に続き、

女性向けの帯はこちら。

 

 

夏八寸(名古屋帯)「捩り織・若草色・市松模様」

 

 

シンプルに、若草色の緯糸と、

白色の経糸のみで織り上げられた、

夏の八寸(名古屋帯)です。

 

 

シンプルがゆえに引き立つ、

織の美しさが最大の魅力の一本。

 

その織りに惚れて、見分けてきました。

 

 

夏帯はお探しの方が多く、

でもその多くの方は、

夏帯といえばで多い白や黒の帯ばかりに、

意中のものが見つからないという事も、

少なくはないのでしょうか。

 

 

確かに、夏帯自体生産反数が少なく、

比較的合わせやすい色目のものばかり、

市場には出回っていますが、

なかにはコツコツと想いのものを織り上げ、

取引をされている問屋さんや帯屋さんもあり、

 

そうしたところを回っては、

好みの帯を探してくるのも、

私たちの楽しみのひとつだったりします。

 

 

この若草色の一本も、そうした一本。

 

織も本当に丁寧で、

いくら見ていても飽きないほど、

均一な織り上がりになっています。

 

 

柄は、お太鼓は「市松模様」

 

 

大きく、帯幅を三分割する様に配された、

市松模様のひとつずつの中に、

経糸を捩り織にして、

玉すだれの様な柄が織り込まれています。

 

 

前腹の様子はこちら。

 

 

こちらは大小の縞柄に。

 

 

縞の中はお太鼓と同じく、

捩り織で玉すだれが織り込まれています。

 

 

写真でもお分かりいただける通り、

夏帯は糸と糸との間に隙間があり、

それが夏帯らしい涼感を生みます。

 

 

ただしその分、

織の上手下手が分かりやすく、

その一段毎の織りの丁寧さが、

帯全体の品格を決定付けます。

 

 

若草色と白糸のみの色糸が織りなす、

均整が取れた表情ある織り上がりの一本。

 

 

夏の涼感と共に、夏衣の品格も結び、

お楽しみ頂けたらと思います。

 

 

掲載商品詳細

 

夏八寸(名古屋帯)「捩り織・若草色・市松模様」 176,000円(税込・反物価格)

 

ご購入はこちらから

 

夏八寸(名古屋帯)「捩り織・若草色・市松模様」

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