若葉の様な初々しさを七五三の晴れ着としてお召しいただける幸せ。「七五三親子お見立て会」
《ハレのひとときを、親子そろって着物姿で。》
「七五三親子お見立て会」
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このコラムにて何度も書いておりますが、
七五三のご衣裳に限らずその在り方は十人十色。
最近は和装に限らず洋装でその時を迎えるご家族様も増え、
それにはそれの良さがあり、
ご家族様、そしてご本人様の想いに叶うものであれば、
それが一番大切だと私は思っています。
和装にすると決めたとしても、
その衣裳をどの様なものにするのかも様々。
皆さまの意見があっち行ったりこっち行ったりしながら、
そのなかで最高の一揃えを整えることが私の務めであり、
何よりのやりがいとなっています!
一番最初に方向性を決める材料として、
その「お色をどうするのか?」から始めます。
まずは赤色やピンク色といった定番色から始まりますが、
折角、一からのお誂えとなるので、
そうした色も考慮しつつ、よりお子様の個性を引き立ててくれる一色を、
お選びになられる方が多く、
そのお色のひとつに「若草色」があります。

黄緑色とも言いますが、
ここでは若葉の様な初々しさをもったお嬢様にお見立てをするので、
若草色という方がしっくりときます。
(厳密言えば、黄緑色と若草色は別の色ですが)

この写真を撮った8月の強い陽射しを受けて、
かなり鮮やかな発色をしていますが、
11月の秋の陽光であっても、
この若草色が放つ色の印象は変わらず、
晴れ着としての品格を感じさせてくれる一着に仕上がります。

前回までのコラムでも解説をしてきましたが、
当店での場合、七五三の七歳に限らず、
ご誕生後の産着や、三歳の七五三の時にもこの一品のお見立てをさせていただきますが、
そうした子供らしさがある年頃の女の子がお召しになると思うと、
若干大人びた色選びの様に感じる事もあるかと思います。

ただ実際にお見立てをさせていただいていますと、
こうした女児向けに染め上げた一品はどれも、
お子様の愛らしさを引き立ててくれる色のトーンが選ばれており、
決して大人びた雰囲気にはならず、
なお一層、お子様が持つ子どもらしい愛らしさを引き出してくれます。
またこちらの一反に限って言えば、
染柄が桜と梅が施されており、
その大きさは大柄で可愛らしさを感じるものとなっており、
また染色や柄も晴れ着に用いられる染疋田を上手に取り入れながら、
誂えていただくのに相応しい上質感を演出してくれています。

何度も申しますが、
七五三のご衣裳はお子様が主役であり、
その子の個性を最大限に引き立ててくれるもの、
そして晴れ着としての品格を兼ね備えたものをお見立てする事が、
何よりも大切だと考えています。
お子様らしい愛らしさだけでなく、
和装ならではの上質感や品性を身に纏い、
お子様の心のどこかに、
その時の誇らしい気持ちが宿り、持ち続けてもらえたら、
きもの専門店として何よりも嬉しい事です。
そんな子どもらしさと和装らしい品格を、
お心に留まる一揃えとともに一緒にお楽しみくださいませ。
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