2020.05.28更新 -
浴衣
藍色の魅力を存分に楽しむ。「竺仙 綿紅梅『縞に疋田梅』」
「ジャパンブルー」
藍色の別名で、
明治時代に日本に来たイギリス人学者が、
日本に藍色の衣服や藍染めのものが多い様子を見て、
こう名付けたそうです。
藍染、それに加えて木綿織物は、
江戸時代以降の日本にとって、日々の生活に根付いた民俗文化。
今日はそんな藍色と木綿の魅力を、
夏衣と共に、気軽にお楽しみ頂けたらと思います。
竺仙 綿紅梅 「縞に疋田梅」
江戸染の名店「竺仙」さんの一反。
少し枯れた様な淡い藍色が美しい綿紅梅の一品です。
藍色、藍染、と書いていますが、
この一反は天然藍ではなく、化学染料で染め上げた一反。
天然藍と比べると色の深みはありませんが、
その分価格もこなれており、また藍色の色落ちも少ないので、
日常使いをするには重宝かと思います。
片身寄せの経縞に加えて、疋田文様や格子柄を中心に、
色々な梅柄が染め抜かれており、
古典的ながら、仕立て上がりの着姿は縞柄が活き、
きっとモダンさを感じるものになります。
綿紅梅のワッフル素材感も気持ちよく、
夏衣として快適にお過ごし頂ける、そんな一着になるのではと思います。
綿紅梅なので、浴衣としてお召しになられても良いですが、
長襦袢を着て、足袋を履き、八寸を結んで、夏きものとしてお召しになられても、
この柄が活きてくる事でしょう。
半巾帯の場合でも、あまり色を取り入れ過ぎず、
サラッと着こなす事が得意な一着になるかと思います。
こなれた雰囲気、着慣れた着姿を、夏の涼感と共に楽しむ。
きものと共に在る季節を、自分らしくお楽しみくださいませ。
《掲載商品詳細》
竺仙 綿紅梅「縞に疋田梅」 60,000円(税別・反物価格)
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