毎月月初めの恒例、

京都への問屋さん巡り。

 

 

当初、今月はお休みをする予定だったのですが、

月末にぱたぱたとお客様からお仕事を頂く事が叶い、

どうしても京都に行き、自分の目で心で見極めた一品をご提案したく、

予定変更しての京都行でした。

 

 

 

今の時代、問屋さんとのやり取りも、お客様とのやり取りも、

スマホひとつで解決できる時代となりました。

 

 

これは一昔前では考えられなかった事。

 

 

問屋さんのお品を携帯で写真を撮ってもらい、

それで商いの段取りをする事などあり得ない事でした。

 

 

 

でも、今やそれは当たり前に行われており、

私自身も問屋さんとLINEで繋がり、

写真でのやり取りだけで成立するくらい、

写真の精度も上がって来たことは間違いありません。

 

 

 

しかしながら、そうした時代であっても、

現物に勝るものはひとつもなく、

 

お客様に責任をもって、

美濃幸の看板を背負って商いをさせて頂くのであれば、

実際に意中の問屋さんに足を運び、

そのものを見て、手に取って感じる事が出来たものこそ、

間違いのない物だと確信をしています。

 

 

 

お客様のお顔を思い浮かべながら、

決して独りよがりなご提案にならない様に。

 

 

 

お一人ごと、期待を上回るご提案が出来る様に、

日々努めていたいと思う、霜月の京都でした。

 

 

 

写真は問屋さんの玄関口に飾ってあった、

野菊の花盛り。

 

 

 

 

泡小金菊(黄)・清澄白山菊(紫)・野紺菊(紫)・柚香菊(白)・菊(赤)・山白菊(白)

 

 

その愛らしい様子に思わず心留まり、

写真を撮らせていただきました。

 

 

 

 

今月も皆さまにとって、

素敵な秋のひと月となります様に。