飛び柄小紋を有効活用する九寸帯のコーディネートを解説「七五三親子お見立て会 お勧めコーディネート紹介」
《ハレのひとときを、親子そろって着物姿で。》
「七五三親子お見立て会」
開催中です。
詳しくはこちら
今回の七五三母親きものコーデでは、
「飛び柄小紋コーデ」
をおすすめして来ました。
詳しい解説はこちら
→スマートに着こなす「飛び柄小紋」の母親着物コーディネートを解説します。
私の体感レベルで感じる、
七五三も含めてお子様関係での母親和装率は約10%程度であり、
洋装であってもスーツからジレを使う様なカジュアル化が進んでおり、
和洋問わずスマートカジュアルが進んでいる
令和のフォーマル事情に置いては、
場の雰囲気を壊さない、
格調のある染柄が施された飛び柄小紋は、
とても重宝な一着になるという事が、
ここ10年来で我が子たちの礼装事を済ませてきた
きもの屋店主&父親としての実感であります。
という事で、
今日ご紹介をします飛び柄小紋コーデは、
短冊柄の飛び柄小紋に合わせて、
色柄共に軽い雰囲気を持った九寸帯を合わせてみました。

品のある薄水色の地色の上に、
季節の花や吉祥模様が短冊のなかに配され、
それを型染で丁寧に施された飛び柄小紋。

さほど大きな柄付けではありませんが、
ひとつひとつの仕事が確かなものの積み重なりで仕上がっており、
だからこその存在感と気品を感じる仕上がりとなっています。

この飛び柄小紋を前にしていると、
柄の大きさや、その豪華さには格は備わらないという事を実感します。
奇をてらい、意図的に絢爛豪華に見せたとて、
それは本物だけが持つ上質感や存在感には至らず、
ただ見てくれだけが良い張りぼての様なものになってしまう事。
この一反に施されている仕事は大きさからいえば小さなものですが、
そこになされた職人仕事は手ずから感じる上質感が宿っており、
決して貧相には見えない、本物だけが持つ存在感が宿っている様に感じます。

何気ない短冊柄の一反なのですが、
私はこの様な仕事がなされた一品が好きでたまりません。
さて、
その様な仕事がなされているので、
小紋と言えども格式がある染め上がりとなっており、
帯合わせは袋帯も十分に受け入れている一品です。
ですが、今回は帯で格の調整をしようと思い、
こちらの九寸帯を合わせる事にしました。

西陣織の名店「都」さんが手掛けた織の九寸帯は、
ご覧の通り、少しポップな空気感を感じさせる色柄の一本ですが、
使われている織柄は唐花模様という格のある古典柄で、
お子様のハレのひとときには相応しい織柄であります。

これが遊び心があり過ぎる柄になると、
七五三の様な礼装事には不向きになりますが、
格のある飛び柄小紋に合わせたこと、
そして、帯の柄自体にも格があることを考えると、
先にも書いた様な、令和のスマートカジュアルな七五三には、
丁度良い着姿を創り上げてくれる一本、そしてコーディネイトになります。

飛び柄小紋と九寸帯の格を整え、着姿に格調を加えるために、
帯〆をワンランク格のある亀甲組の一本を選ぶ事にしました。
帯〆をしっかりとしたものを選ぶだけで、
着姿全体のバランスが整い、格式も同時の整っていきます。
令和の七五三に向く、
スマートカジュアルな飛び柄小紋コーディネート。
いかがだったでしょうか。
別に訪問着に袋帯を否定するつもりは一切ありませんが、
着物は着るものであり、ファッションセンスや流行があってしかるべきと
私はいつも思い、お客様にご提案を重ねております。
少しでも今の時代に合った着物を楽しんでいただきたい。
そんな想いを込めてこれからもコーディネイト提案をしてまいりますので、
今回の七五三親子お見立て会を機に、
美濃幸好みのコーディネイトを楽しみにご覧いただけたら嬉しいです。
《掲載商品のご購入はこちら》
飛び柄小紋「短冊取り」
209,000円(税込・反物価格)
132,000円(税込・反物価格)
帯〆「龍工房・亀甲組」
55,000円(税込)

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