毎月、その季節に合った花をいけています。

 

 

私自身、花の事は大好きなのですが、

恥ずかしながら知識はまったく無い無学であり、

自身で花たちに触れる中で学びを進めています。

 

 

そんな私が選んだ、

７月のサロンスペースの花たちはこちら。

 

 

 

 

華美過ぎず、華やかであり、爽やかである。

 

 

７月の当店らしいセレクトになりました。

 

 

 

お花屋さんは、
いつもの事ながら頼りにしているYsgarden(ワイズガーデン)さん。

 

ワイズガーデンさんのお嬢様とうちの娘が同級生という事もあり、

店の花はこちらでと決めています。

 

 

いつも店に伺っては、

飾りたい花の雰囲気などを伝えて、

それに合わせて色々と提案をして下さり、

今回はこちらの７種の花たちとなりました。

 

・八重ユリ（アイシャ）

・グラジオラス

・クルクマ

・モカラ

・リューカデンドロン

・アリウム

・オオニソガラム

 

 

 

さあ、どれがどの花だ！？

 

と聞かれても、

ユリとグラジオラスくらいは分かりますが、

それ以外は不明(笑)

 

 

仲良くさせていただいているワイズガーデンさんのご主人からは、

「分からなかったらグーグルレンズで調べて！」

と言われ、それはその通りだと納得しつつも、

最後まで丁寧に、ひとつずつの花の特徴などを教えてくださる、

ワイズガーデンさんには心から感謝をしております。

 

 

 

 

きもの屋と花。

 

 

私の中では欠かせない要素のひとつです。

 

 

 

以前は女将が商店街に在るお花屋さんに行っては花を選び、

思うままに活けていたのですが、

 

そのお花屋さんは先日廃業され、

女将はまだまだ廃業はしていませんが、

自然とこのお役は私へとうつり、

私自身もそれを大切にしたいと思い受け継ぎました。

 

 

 

四季を彩る花と、

そうしたものを大切にし、

着物や帯の文様や色として表現する和装。

 

 

最近は気候変動のみならず、ドレスコードが曖昧となり、

それが基となって薄れつつある『季節感』を大切にしたいからこそ、

店内にはそれをそのままに感じさせてくれる花が不可欠ですし、

 

きもの美濃幸にお越し下さる皆様も、

美濃幸らしい季節感を楽しみにして下さっている事と感じています。

 

 

 

女将と比べるとまだまだ勉強中ではありますが、

いつかは私らしい花選びと生け方をご披露出来ればと思います。

 

 

 

 

ユリが蕾を開き、

甘く爽やかな香りが店内に拡がりはじめました。

 

 

梅雨も明ける頃の暑い中お越し下さる皆さまに、

一服の清涼と癒しを、

そして皆様が大好きな着物と同じ様に在る、

今だけの季節感をお楽しみいただけたら嬉しいです。