和をたしなむ

2018.11.24更新 - コーディネート紹介

クリスマスパーティや初詣に向かう、男のきもの姿を。

 

早いもので、クリスマスまで一か月。

 

そして、新年まで一か月半。

 

 

時が経つのが早く感じる事は歳をとった証拠だというので、

あまり口にしたくないものですが、

それにしても、今年もあっという間の一年だったと、11月にして感じます。

 

 

着物が着る、着物を着たい男性が、当店はたくさん足を運んで頂きますが、

男性はどちらかというと計画的な方で、

 

〇〇に着物を着たいから着物が欲しい!

 

という事から、

購入を検討される方が多い様にお見受けします。

 

 

そういった意味では、

これからの「クリスマス」や「初詣」は、

着物を着る絶好のシチュエーション!

 

11月の店頭では、この様なコーディネートを掛け、

男性の皆さまにご提案をしています。

 

 

スーツ感覚で馴染みやすい、グレッシュな色の組み合わせに、

帯は少し色柄を挿してみました。

 

 

男性の着物というと、紬や御召といった「織物」が多いのですが、

こちらの長着と羽織に見立てたものは、どちらも「染物」の反物です。

 

 

長着は、変わり織の白生地を淡いグレーに染め上げたもの。

 

 

織の表情が、色を染める事により一層際立ちますし、

今は反物状態ですが、誂えて、身に纏い、立体感が出てくると、

その色や織の表情をより楽しめる一品に仕上がっています。

 

 

羽織は、ヘリンボーンの地模様が織り込まれた、

濃色のビロード生地のもの。

 

 

こちらも長着同様、染める事によってヘリンボーンが浮かび、

またビロードの柔らかな質感をお楽しみ頂く事が出来ます。

 

 

そしてこの一反、

今回は羽織に見立てましたが、

コートにしても良い雰囲気のものですし、

もちろん、女性にもおすすめの一品。

 

洋のエッセンスを加えた生地を上手に和装に取り入れると、

着物に慣れていない方にとってもハードル低く、楽しみやすいと思います。

 

 

今の時代、

着物が似合う場所、着物が心地良い場所は実にたくさんあり、

着物をファッションの選択肢として受け入れてくれる場所も増えてきたと、

私の体感では感じています。

 

 

着慣れない方にとっては、着ているだけでドキドキものですが、

それを見ている多くの方にとっては、一度は試したい憧れの姿のはず。

 

 

着物を着る機会がある方は、ぜひ胸を張ってその会に向かい、

何より皆さまがいつも以上にその場を楽しめる要素のひとつとして、

着物を活用してみて下さい。

 

 

素敵な着物とのひとときが訪れます様に。

 

 

掲載商品詳細

 

かわり段織り 無地着尺(絹100%) 150,000円(税別・反物価格)

ビロード無地 ヘリンボーン柄(絹100%) 116,000円(税別・反物価格)

織悦 ジャワ印金立木紋 角帯(絹100%) 46,000(税別)

 

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