和をたしなむ

2021.05.29更新 - コーディネート紹介

夏の涼感を色柄素材からお楽しみ頂けます様に。「小千谷縮(男女)のコーデポイント紹介」

夏きものの定番、

 

カジュアル着物の定番、

 

「小千谷縮」

 

 

この小千谷縮に袖を通したがために、

夏を心待ちにしている方も、

少なくはないのでしょうか♪

 

 

昨日のコラムで、

手織り・チェック柄の小千谷縮をご紹介しましたが、

今日はそのコーデ紹介。

 

男女問わずお楽しみ頂きたく、

角帯と八寸を同じ小千谷縮の上に合わせてみました。

 

 

コーディネートをする際の、

美濃幸流のポイントも合わせて書きましたので、

ご参考になれば幸いです。

 

 

まずは、男性向けのコーディネートから。

 

 

すっきりとした印象を作り上げるために、

白に水色のドット柄が織り込まれた、

博多織の角帯をコーディネートしました。

 

 

夏の白色は一層涼感を高めてくれるので、

帯周りにその色を入れる事で、

全体の着姿がすっきりと夏らしくまとまります。

 

 

帯色を濃い色にすると、

着姿にアクセントは出来ますが、

夏らしい色合わせとなると、

薄色を合わせてみた方が、

季節的にはしっくりと来ます。

 

 

もしどうしても濃い色にしたいというのであれば、

赤系もしくは茶系の帯を合わせてみると、

夏らしく、遊び心も同時に取り入れた、

素敵な着姿になると思います。

 

茶系の帯は意外とお勧めです♪

 

 

女性向けのコーディネートはこちら。

 

 

若草色が美しい、

夏の八寸をコーディネート。

 

 

挿し色として薄橙色の帯〆を入れました。

 

 

このコーディネートも男性向け同様、

白系の帯を合わせても良いのですが、

それでは面白味に欠けると思い、

美濃幸らしい色合わせを創り上げてみました。

 

 

小千谷縮自体、夏の普段着着物になるので、

白系の帯や定番色で合わせるよりも、

インパクトや個性、着手の想いが込められるような、

自分らしい色を合わせた方が、

着物を着る楽しみが倍増します。

 

 

ただし、注意する点は「柄」。

 

 

こちらはチェック柄の長着なので、

特に帯に柄が入っているものを合わせると、

長着も帯も双方の個性が沈んでしまい、

コーディネートにメリハリがなくなります。

 

 

無地や縞格子柄などがおすすめ。

柄物を取り入れるのであれば、小付のワンポイント柄に想いを載せると、

着姿に華が出来ると思います。

 

以上、帯の柄だけは少し気を付けて、

コーディネートをお楽しみ下さい。

 

 

男女ともの、

小千谷縮のコーディネートポイント紹介でした。

 

 

先にも書いた通り、

小千谷縮自体が夏の普段着着物なので、

自分らしい着姿を楽しむ事が何よりも大切な事。

 

 

色々と試し、冒険をしながら、

夏と共に在る着物を、存分にお楽しみ下さいませ。

 

 

《ご購入はこちらから》

 

小千谷縮「手織り・チェック柄」

 

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