夏を楽しむ色柄を、麻の軽やかなお太鼓姿で。「麻九寸帯（名古屋帯）栗山工房・エメラルドグリーン」
２０２２年の新作夏きものを、
ご紹介して参ります！
《２０２２年の新作夏きものはこちら》
夏の普段着着物の定番、
「麻織物＆小千谷縮」
を、
ご紹介して参ります！
昨日は手織りの小千谷縮をご紹介しましたが、
今日はそれに合わせる「九寸帯」をご紹介。
夏らしく、楽しい色柄を、
帯と共にお楽しみ頂けたら幸いです。
ざっくりとした麻帯地の上に、
色鮮やかな型染めが施された一本。
京型染の名店「栗山工房」さんが手掛けた、
夏の麻八寸帯です。
栗山工房さんといえば、
栗山吉三郎さんのお名前が有名。
当店も祖父の頃からお世話になっており、
さすがに帯や着物地は残っていませんが、
素敵な風呂敷だなと思い手に取ると、
このお名前と落款が入っているものが、
何点か残っていたりします。
型紙を彫り、糊付けをし、彩色をする、
型絵染の魅力を存分に味わって頂ける一本。
栗山さんのものは、
見ているだけでも楽しい気持ちにさせてくれる、
そんな色柄が染め上げられています。
柄はステンドグラスの様な雰囲気。
星形の多角形の中に、
栗山工房さんらしい楽しい柄たちが、
染め上げられています。
お太鼓は、花と鳥を模ったもの。
十字の多角形の中にも鳥や、
細かな工芸品の様な、
また彫金の様な美しさを持った柄が、
型絵で染め上げられています。
エレガントさとポップさが同居している、
栗山工房さんの魅力をそのままに、
お楽しみ頂ける一本。
前腹の雰囲気はこちらです。
柄は通し柄になっており、
彩色してある部分もかなり広めなので、
着付けの際にお好みの部分を、
前面に出しやすい柄付け。
合わせる長着やその日の気分に合わせて、
自由にお楽しみください。
夏はワンステップ明るく、
ワンステップ楽しい柄が、
その強い陽射しの下で映えます。
また、そうした楽しい色柄が、
一層引き立つ唯一の季節。
栗山工房さんが手掛けた素敵な一本が、
皆さまの夏着物ライフに色を添え、
袖を通す楽しみになればと願っています。
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