和をたしなむ

2021.07.13更新 - コーディネート紹介

少しでも夏を感じるコーディネートを。「美濃幸好み 浴衣コーディネート 二選」

 

浴衣の季節が到来しました!!

 

と、言いたいところですが、

世間は昨年に続き新型コロナ禍の最中。

 

今年も浴衣の出番は、

少なそうな空気感を感じています。。。

 

 

とはいえ、

浴衣に使われる色柄は、

どれも夏に映える、元気が良いものばかり。

 

見ているだけでも力がもらえ、

自然と季節感を感じます。

 

 

今日は、その浴衣の中から、

美濃幸好みのものを選び、

皆様にご紹介をしたいと思います。

 

 

まずはこちら。

 

 

竺仙浴衣「綿紬・女性向け・花唐草」

 

に合わせて、

 

半巾帯「西陣七野・麻半巾帯」

 

をコーディネートしました。

 

 

浴衣は綿紬の生地を使い、

通常のコーマ生地よりは地厚なのと、

一層風合いを感じる生地感であり、

その上に染め付けた色柄は、

浴衣らしくも落ち着きのある彩色なので、

長襦袢を着て、

夏着物としてお召しになられても、

素敵に着こなして頂ける一反です。

 

 

帯は浴衣をイメージして、

ビビットな黄色のものを合わせましたが、

これは夏らしい、遊び心を感じるものに。

 

半面、シンプルな博多織の八寸を合わせると、

先に書いた普段着着物らしく、

お楽しみ頂けるコーディネートになります。

 

 

帯次第で、どちらにも振れる一着は、

着物好きの方には重宝な一着に。

 

 

帯色も今回は黄色を合わせましたが、

ピンクからグリーン、水色との相性も、

良く合わさる一着になります。

 

 

続いてはこちら。

 

 

竺仙浴衣「綿絽・女性向け・撫子に桔梗」

 

に合わせて、

 

半巾帯「竺仙・麻・ボカシ染め・水色」

 

をコーディネート。

 

 

こちらは白地の綿絽生地の涼感と、

その上に染め付けたすっきりとした印象の、

撫子と桔梗が夏を感じる一反。

 

その涼感を引き立てたく、

水色のぼかし半巾帯を合わせました。

 

 

綿絽の生地は人気のある生地で、

特に竺仙さんが使われる綿絽生地は、

透け感はありつつも、生地がしっかりしており、

自宅で手洗いしても絽の目が崩れにくく、

この綿絽らしい上品な風合いは、

長く活かされ続けます。

 

 

柄付けは、先ほどは違い、

浴衣らしい雰囲気の染め上がりなので、

これは浴衣らしくお召しになるのが本筋。

 

八寸を合わせるよりも、

この様な半巾帯を合わせて、

その色を変えてみる中で個性や遊び心を楽しむと、

着手の個性や浴衣の質感が、

一層活かされるコーディネートになります。

 

 

夏の到来を感じ、

それを一着の浴衣の中で楽しみ、

自分らしくお召しになるひとときは、

夏だからこその楽しみであり、

他の季節にはない遊び心があると、

私は思っています。

 

 

いずれの時には、

その様な楽しみ方を今まで以上に、

自分らしくお楽しみ頂けます様に。

 

 

その時を今か今かと、待ちたいと思います。

 

 

《 掲載商品詳細はこちら 》

 

(一枚目の写真)

竺仙浴衣「綿紬・女性向け・花唐草」

 

 

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